“Bitter Memories”

過ぎ去りし日々をふと思い出し、瞼を閉じて空を仰ぎ見る。

雲の行方は、風の行方は何処へ。

瞼の裏は、茜色の夕焼けに赤らみ、意識は次第に過去へと誘われる。

あたたかで、やわらかな陽射しが周りを包み込む。

苦い記憶の断片たち。

"Bitter Memories"

ここから先は危険だ、と心が言う。

だが、もう既にパンドラの箱は開かれた。

人は誰しも苦い記憶を持ち合わせているものだ。

人は誰しも前に進む為に過去を精算する時がある。

Bitter Memories、この曲を受け取ったすべての人が苦い記憶を携えて、未来へとまた一歩踏み出せるよう、そんな祈りを込めて作る。