マジクリインタビュー⑤～舞台監督・大澤裕～
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このnoteではPEANUTS70周年を祝して2020年にスタートしたSNOOPYのクリスマスコンサート billboard classics × SNOOPY『Magical Christmas Night』（略称：マジクリ）に関する最新情報をお伝えします。
今回は、舞台監督を担う大澤裕さんのインタビューをお届けします！
コンサートの舞台進行を取り仕切る大澤さんに、コンサートの裏側や2024年公演の意気込みをお聞きしました👂
——2023年公演では具体的にどのような役割を担っていましたか。
大澤：舞台監督を担当しておりました。
——以前のSNOOPYクリスマスコンサート公演と比べて2023年公演で苦労した点、楽しかった点など感想を教えてください。
大澤：前回までのコンサートに比べて、今回は城田さんの演出が加わったことで、新たに緊張感が加わりました。当然のことですが、与えられた時間内で仕込みを終えることと、演出意図に沿った舞台進行を目指しました。公演終了後、心からほっとしたことを思い出しました。
——ステージ上に大型美術が沢山ありましたが、ステージ設営や設計で苦労した点はありますか？（オケとの兼ね合いなど）
大澤：舞台美術の中に映像（LEDビジョン）が組み込まれたプランでしたので、より繊細な仕込み（設営）が要求されました。リハーサルまでの時間が限られておりますので、効率的、かつ綿密な仕込みの段取りが必要です。それでもニアミスでセットの一部のセンターがずれたことがありましたが、GP前になんとか修正することができました。
ツアー公演ですので、劇場やオーケストラが都度異なります。劇場が変わると美術バトンの位置の違いで美術を仕込む場所が前後します。演出コンセプトの一つが「これまでのコンサートのイメージの打破」でした。オーケストラの真上にアーチ形の舞台美術が君臨します。これは通常行われないことです。当然楽器のセッティングに影響を及ぼすのですが、事前に舞台平面図を引きPCの画面上で美術プランや演出意図をねじ曲げない様に注意を払いながら、シミュレーションします。舞台美術をたてれば楽器の位置に問題が‥‥逆も然りです。お互いに影響を及ぼすとしたら最低限に、逆にそれらが効果的に見える様に留意します。この劇場に入る前の作業がとても重要です。
——今までのSNOOPYクリスマスコンサート公演ではアーティストとしての城田優さんでしたが、演出家・城田優の印象を教えてください。
大澤：リーダーシップに長けておられます。ご自身の世界観を的確な言葉で伝えて頂けるので心強いです。
そして「決して‥‥‥でなければならぬ」ではなく、都度起こったことに臨機応変に対応して頂けるので大変助かっております。アクターとして一流の方ですので、演出家としても今後の活躍がとても楽しみです。
——あなたにとってSNOOPYはどのような存在ですか。（エピソードがあれば教えてください）
大澤：私は男性ですので、SNOOPYが生活の中で占める割合は少ないです。とは言っても、子供の頃から存在しているキャラクターで、気がつけば目にとまる存在であったことは確かです。新聞連載漫画からスタートし、アメリカの子どもたちの日常を描いたストーリー。アイスクリームとピザが好きでスポーツ万能。時代を超えて世界中に愛される存在‥‥これらが私のSNOOPYです。
——2024年公演の意気込みをお願いします。
大澤：今回の公演は、一日仕事（仕込み・通しリハーサル・本番・撤去搬出）です。
仕込みが駆け足で進みますので、スタッフの安全に気を配り、時間通りに通しリハーサルが始められる様、そして何よりも城田さん、ゲスト歌手の皆さん、ピアノトリオの皆さん、オーケストラ、コーラスの皆さんが安心してパフォーマンスを発揮できる様、安定した舞台環境作りに努めたいと思います。きっと素晴らしい公演をお客様にお届けすることが出来ると思います。
——インタビューのご回答ありがとうございました！
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次回もお楽しみに♫
2024年マジクリHP🎄：billboard classics × SNOOPY 『 Magical Christmas Night 2024』 | Billboard-CC