【日記】金沢一人旅1日目【5/3】
GW期間中の5月3日、4日に金沢に行ってきた。
当記事では、金沢旅1日目に行った場所や感じたことについてまとめた。
普段の読書感想とは文体やテンションが若干変わっていることはご容赦いただきたい(笑)
2日目の記録は以下のリンクに
きっかけ
あれは2月のまだ寒い頃、若林正恭さんのエッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読んだことで始まった気がする。
コロナ禍の自粛ムードも薄れてきたことも大きいが、「一人旅も良いかも」と思ったのである。あまり知らない土地で、何かを感じたり、自分の意思で行動できる機会はそうそうない。僕は独身で今のところ結婚の予定もない。そして、僕はインドアな内向型で、普段は家の中でゆっくり過ごすのが好きだ。だからこそ、「ここを逃したら一人でじっくり旅行できる機会はないかも」という直感が働いた。
そして場所であるが、選んだ先は金沢。読書を始めてから県外に旅行するのは初めてなので、読書に関連する場所に行きたいと思っていた。そんな中で2022年に新しくなった石川県立図書館の写真をSNSで見かけた。「ここに行きたい!」と即決だった。また、実は8年前にも行っていて雰囲気が好きだったのも僕を後押しした。
そして、今回はルールとして「自家用車は使わない」を自分に課した。現地の公共交通機関を利用したいからである。
移動(往路 バス 新潟→金沢)
行きは満席で年代はさまざま。女性客が多い印象だった。その印象は金沢でも同じだった。
移動中は、本屋大賞発表号を読んでいた。
天気は晴れ、バスから見る海沿いの景色が素敵だった。どこまでも広がる青色の景色に感動して、すでに観光気分。
……と感動したのもつかの間、北陸自動車道で事故があり約6キロの渋滞に。結局1時間遅れで金沢駅に到着。「旅は予定通りにはならない」とはよく言うが、早速訪れたことに苦笑い。
近江町市場
近江町食堂
1組待っただけですぐに入れた。閉店が15:00でラストオーダーが14:30。ギリギリ間に合った。バスがあと少し遅れていたら間に合わなかったかもしれない。「るるぶ」にも掲載されているが、意外と混んでいなかった。
迷わず人気No.1の「海鮮丼」を注文。11種類のネタがのっていて価格は2,380円。
二六
まだお腹いっぱいにはなっていない。ふと甘いものが食べたいと思い寄ったのが「豆乳専門店 二六」。豆乳ソフト(430円)を頂く。
近江町市場といえば海鮮のイメージだが、スイーツや野菜果物類も充実していた。
オヨヨ書林せせらぎ通り店
今回行きたかった場所の1つ。
賑やかな金沢駅周辺と違い、凄く静かでまるで異空間の建物に紛れ込んだ子供の気分のようだった。建物の古さ、雑多に並ぶ本が古本屋の雰囲気を感じさせて、それが味があって良い。読書好きの友人の部屋に来たような感じがある。
色んな本があって迷った結果、購入したのは普段から読んでいる湊かなえさんの『境遇』
古き良き雰囲気がありながら、店員がタブレット端末を使っているのがまた面白かった。
店内は撮影禁止なので撮影していないが、店内にある「本に読まれずによむように」というフレーズは響くものがあった。
金沢城公園
金沢城公園が閉まる18時までうろうろと散歩。ルートも特に決めておらず、流れに身を任せた感じ。
普段いないこともあるが、金沢全体からは何か歴史の重みを感じる。駅周辺の建物の高さは新潟と変わらないが、どこか首都圏に似た圧迫感があった。
能登牛 金沢おでん 金沢風土研究所
海鮮以外で金沢の食べ物は何だろうと調べて出たのか「金沢おでん」。しかし、GW期間はどこも予約なしでは入れないようだった。運良く数十分待って入れたのが「能登牛 金沢おでん 金沢風土研究所」。
早速金沢おでんを注文。
とにかく出汁が美味すぎる!!
出汁のみで酒が飲めるんじゃないかというほど。今回の居酒屋選びで金沢おでんを選んだ自分を褒めたいと思った。牛すじ煮込みも美味い。
金沢シティホテル
金沢駅からも徒歩で行けて、近くにはコンビニもある。そしてなんとリクライニングチェアが!マッサージをして、一日の疲れを癒す。
その他感じたこと
まず感じたのは、マスクをしていない人が結構いること。3月13日以降、屋外でのマスクの着用は原則個人の判断となったが、まだウイルスが完全になくなったわけではない。どこか不安を感じたのは僕だけだろうか?
また、バスに関しては北陸鉄道の金沢市内1日フリー乗車券(600円)を使用した。そして、これはデジタル交通サービス「のりまっし金沢」でデジタル乗車券が発行され、スマホを提示すれば良い。首都圏以外でもスマホ1つで完結できる時代になった。
2日目はまず石川県立図書館へ。明日も楽しみだ!