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【読書メモ】ことばと思考

✍️業務でユーザビリティテストからの改善提案をやっている関係で、関連の書籍をぼちぼち読みます。書評というより、本を読んで思ったこと・体験したことをメモしておりますよ。

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何かを他人と共有するときに、一番手軽なのはことばだと思うんですよね。だけど、その手軽な手段、、、「ことば」のことをあまりよく知らないなーと。そんなことを思ってこの本を手に取りました。

目次はこんな感じ。

目次
序章 ことばから見る世界―言語と思考
第1章 言語は世界を切り分ける―その多様性
第2章 言語が異なれば、認識も異なるか
第3章 言語の普遍性を探る
第4章 子どもの思考はどう発達するか―ことばを学ぶなかで
第5章 ことばは認識にどう影響するか
終章 言語と思考―その関わり方の解明へ

正直、第1章から第3章までは、第4章までの準備体操というか、「へー、そういう研究があるんだー」みたいなあまり響かなかった部分はあるんですが、第4章からの怒涛の追い上げがすごかった。何故かサスペンスやミステリーを読んでいる気持ちになってしまいました、、、!!!

私が特に面白かったのは、第5章ですね。
記憶することとことばってどう関係があるのかとか、非常に興味深かったですね。今まではわりと、物事を思い出すことに対する記憶やことばについてのことを知る機会が多かったので、そもそもその記憶ってどうやって作られるのか、みたいなことを知れたのが非常に面白かったです。

お子さんがいらっしゃる方は、第4章も興味深いんじゃないでしょうか!


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