きのうの続きを少し

今日は夕方からのリハーサルに備えて、通達されていた楽曲の譜面を朝から揃えていました。何曲かフレーズやリズムを把握しておかなくてはならないものがあり、出掛けるギリギリまで採譜していました。昨晩の就寝時間はいつもよりやや遅めでしたが8:20の目覚ましで起きてリサイクルゴミを出し、英文を含む何通かのメール返信を行い、朝食を食べてからそれらの準備にあたりました。昼食は現地に着いてから、集合時間までの間に済ませ、約束の15分前にはスタンバイでき、その後の3時間強のミーティング&リハーサルをつつがなく終えられました。外食は営業時間外となり、簡単な食物をコンビニエンスストアで調達し、食べ終えてこの時間です。只今22:22。とても順調に、充実した1日をもうすぐ終えようとしています。さて、何を書こうか。

リハーサルには6弦フレットレスのみを持っていきました。初めて外で(人前で)の演奏を解禁するので、緊張します。正直、ちょっとやばいです。演目の全曲をこれ1本というのが、聴衆の立場に立つときついかもです。ベースがいつも「びよ〜ん」と言っています。ジャコ・パストリアスのようには弾けません。これで保つでしょうか。というわけでフレッテッドも持ち替えで用意したいところですが、楽曲に対する選択を考えるのも少し億劫、というか、まだ見えてないので難しいです。

やはり同じ形のフレットレスとフレッテッドがペアで揃っているのが理想です。そういうわけで、ムーン製でいいから、古いMBC-6でもあればいいなと思うのですが。むにょむにょ

昨日の試奏を通じて、わりに自分の嗜好ははっきりしているなと思いました。例えば、アトリエZの、70sJBをまんま6弦にした感じの楽器が、こだわりまくりのフリーダムよりも親和性が高く感じたのは、述べた通りにネックではないかと。アトリエはワンピース(貼り指板)の板目。フリーダムは混成材による5ピース(だったかな)。どちらもボルトオンです。店員さんはアイバニーズとディンウォールの6弦が在庫する中、ディンウォールの方を勧めてきました。そして案の定、うん、こっちサイドだよね。と思いました。

ヤマハはこちらのリクエストで弾かせてもらいましたが、やはり5ピース(だったかな)のネック。フリーダムのサイドにいますよね。チーム的に。わかりますかね。

ワーウィックとメイワンズはスルーネックで、且つ非メイプルで、印象は似ていて、ちょっと違う感はありました。その人達も一つのチーム。

多弦であっても、やはり私の期待する(音の)しなり感はワンピースネックからでしか得られないのかもしれません。いつかMTDを数本試奏させて頂いた時に、珍しく5ピースネック(ボルトオン)の個体がありましたが、やはり一番遠いところにいるのがわかりました(私の好みからの距離)。

使用しているK.Nyuiは、そうですね、そういった鳴りのタイプとしては悪くないです。ネックはメイプルとウォルナットで5ピースになっていてボルトオンです。指板をエボニー剥き出しにしたら、やはりコントラバスのような生音での響きが出るようになり、そこは気に入っています。

頼んでいるKnoorenはセットネックで、板目ワンピースメイプル。彼の作る楽器には共通してバイオリン族の系譜を思わせる重厚な気品が宿していますから、まず間違いないでしょう。今回はPUの位置もリクエストしました。

で、フレッテッドです。多弦をフラットソウンのワンピース材で、ボルトオン(あるいはセットネック)で製作してくれるところって、どれだけあるでしょう。大阪のイケベ楽器店にT's Guitarsの作が1本ありますね(アトリエをOEMしているんでしたっけ?正確にはわかりませんが)。デイズさんより自由が利くかな? ネックディメンションのことですが(あるいは弦間)。

売っているものにお気に入りがあれば、今回の演奏の場でフレットレスとフレッテッドを6弦同士で持ち込みたい野望がありましたが、状況的に困難です。というわけで、一番に馴染みのある仕事用の5弦を控えさせるか、あるいはラベラのフラットワウンドを張ったプレシジョンと持ち替えるか。どうでしょう。無難な方に転ぶかな。あるいはフレットレスのみの英断を下すか。もとい、4弦のフレットレスと持ち替えるか(なんのため?)。

本日はうまく生きられた一日ですので、こちらの方はこんなところで筆を置きます。30分書いた。ちょうどいいね。

また明日、何か書きます。深い話ができず申し訳ありません。


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