島村楽器が主催する二つのイベントを見てきました。信州ギター祭りとギタラバTOKYO、いずれも11/5〜6に開催とあって、初日に松本、幕日には錦糸町へ行って参りました。松本にも錦糸町にも、STR GuitarsのTEシリーズの548が置かれており、それらはいずれもイケベ楽器のベースコレクションに展示されていた時に試奏させていただいておりましたが、メーカーの方々と接点を持てればと思い、しつこく出向いたのです。
その辺りの詳しい話はまだ伏せておきますが、副次的に様々な情報を得ることができました。その中で、ある意味で最もインパクトがあったのは、既に業界内ではご承知の、コルグ(USA)によるアギュラー社の買収でした。
調べてみると、昨年の初頭には発表されており、私自身は、どうもこのところアギュラー製品の流通(特にピックアップ)が滞りがちなのを、この社会情勢を原因としているように漠然と感じましたが、本社となったコルグの意向により、製品ラインナップの整備が進んでいるのが本当のところであると、先述のイベント内で、とある関係者から伺いました。
情報のリンクです。
この稿を見ると、周知の如くVoxブランドは既にコルグのものでしたし、末尾にメサがギブソンに買収されていることも書かれています。もう何を聞いても驚きません。
というわけで、DCBのシングルコイルバージョンであるDCB-Jなどが買えない、といった不思議の謎が解けました。11/3にも書いたように、当たり前に手に入ったものが、もう見ることすらできなくなる、ドラスティックな世の中の変化を日々痛感しております。