渋い大人に憧れるマーケッターの小話。
及川です、
男なら誰しも、
ちょいワル親父に憧れるものです。
タバコを吸い、
煙で目を細めながら、
「おぅ、これで落とし前をつけな。」
っと悪ぶりたいです。
チャラいウェーイ系ではなく
昔の任侠ドラマです。
◯高倉健さんの様な渋さ、
◯勝新太郎さんのような豪快さ、
◯松方弘樹さんの様な豪快さ
◯岩城滉一さんのようなかっこよさ
そんな一昔前の、
男気溢れる人間に
密かに憧れます。
無口で不器用、
義理人情溢れる。
そんな、人間に。
■
でも、そんな人間には
到底なれないわけです。
松方弘樹さんのように、
「あるもの全部……」
なんて言えません。
根は優柔不断なので
いつも迷います。
豪快さにかけます。
いきつけのバーに行き、
薄暗い静かなバーで、
ひとり静かに
「マスター…、
いつものをお願い……」
ということが夢です。
店内には
静かにジャズが流れ、
ひとり物思いに耽る。
「マスター…
俺の人生は間違ってたんだろうか…
どこで狂っちまったんだ…」
なんてセリフをこぼし
一人で人生を悟る。
そんな渋い男に
憧れを感じます。
■
僕の場合、
人見知りをするので、
「マスターいつもの」
なんて渋く言えないです。
「ウィスキーをロックで
1つお願いします。」
っと、かなり低姿勢で
ヘコヘコします。
渋さのかけらもありません。
シーシャを吸う機会があったので
これも悪ぶって
「お前も吸ってみるか?」
っと、ヤバさ満点のクスリを
推奨する人を彷彿とさせてみまたしが
全然ダメです。
吸った途端に
咳き込む咳き込む……。
ゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホ……
永久に咳き込み。
渋さのかけらもありません。
ただの、シーシャを初めて吸って
咳き込んでるやつです。
いつか、年齢を重ねた時に、
「マスターいつもの……」
っと、渋い大人を演じ、
一人でウィスキーを嗜んでいたいです。
何を言いたいのか?
初めてシーシャを吸って
めっちゃ咳き込んだ話でした。