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【新卒が考える】1年目にやってよかったこと
今日も数ある記事の中から見つけてくださりありがとうございます。
本記事はIT系ベンチャー企業に新卒で入社してからの10か月間を振り返ります。
はじめに
なぜ10か月という少し中途半端なタイミングかというと、私が勤めているベンチャー企業の上半期がこの2月で終了したので、半期の振り返りと入社1年の振り返りを一緒にしてしまおうと思ったからです。
また、当初は入社1年が終了したタイミングで振り返ろうと思っていましたが、昨日行われた四半期ごとの社員総会で今クオーターのMVPに私を選出していただいたので、入社10か月というあまり例を見ないタイミングで急遽振り返りを書いている次第です。
自分の考えるMVPをいただけた要因や新卒1年目でやってよかったことをご紹介します。是非、参考にしていただけると嬉しいです。
①嘘をつく
新卒では社会経験がなく、実績や知識もほぼないような状態です。
そんな中で必要になるのは嘘をつくということです。
もちろん、人を困らせることや欺く行為に嘘を利用してはいけないのは言うまでもなく、
私の考える大事な嘘は、見栄を張るという意味に近いです。
実績や経験がないから自信も無いというのは正しくありません。
初めての仕事に対して『自分なら出来る』と嘘をつき続けること。ここに根拠は必要ありません。
働くうえで最大の敵はネガティブになることだと思います。
一度、ネガティブになってしまうと気にならなかったことも気にし始め、仕事に対する姿勢も意識も低下します。
そうなったときに手っ取り早いのが嘘を言い聞かせることです。
ポジティブになるための嘘を素早く的確につけるかが重要だと思います。
②自己防衛のための積極性
積極的になることは言わずもがな必要なことですが、全ての人が積極的になれるとも思っていません。
私自身もどちらかというと消極的なタイプの人間です。
私はクリエイティブな仕事が好きだったのですが、入社してすぐに担当したのは行政関連の管理業務でした。
流れ作業が苦手なため面白さを感じることができず、仕事に対しての姿勢もより消極的になっていました。
そんな中、入社から4か月ほど経過したころ、絶対に自分が担当したいという業務があり、初めて自分から手を上げ、新しい取り組みの担当を志願しました。
どうしてもこの仕事がしたいというよりも、今の業務を辞めたいという後ろめたい気持ちの方が多く、素直な積極性ではありませんでした。
あらゆる業務の中から自分の適性をしっかり理解し、最適な仕事を取り組むべきです。
そのためには適性だと思う仕事には積極的に手を上げるべきです。
その積極性は自己防衛になり、自己成長にも繋がるからです。
必要なストレスを最小限にするのも新卒1年目ではとても重要だと思います。
③先を見据える
私が今回、MVPに選んでいただけた最も大きな要因はこれだと思います。
今回のMVPは第2Qでの働きと成果によるものでしたが、私の意識は第1Qと第2Qのセット、つまり上半期全体で目標と計画を立てていました。
簡単にいうと、第1Qはinputに徹し、第2Qはoutputに徹するということを個人目標とし、意識し続けました。
第1Qをinputの期間と割り切り、あらゆることを学び続け自分に落とし込んだ結果、第2Qの爆発的な成果を収め、こうして形として評価していただくことが出来ました。
アドラー心理学の『嫌われる勇気』では「今」の重要性について記されていますが、私は1歩、2歩先を必ず想像し、そこから逆算することで「今なにをするべきか」を考え、答えに対して愚直に実行することが大切だと思います。
おわりに
私は8月に上半期の目標設定を行う際、チームで最も高い数字を目標設定していました。
当時の実力だけをみると絶対に無理な数字です。
それでも私はいきなり大ジャンプをするのではなく、達成に必要な長期計画をたて、計画を遂行するため積極的に手を上げ、自分は出来ると嘘をつき続けました。
結果、以下のような全社の中で一人しか選ばれない優秀賞に選んでいただくことが出来ました。
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自己紹介の投稿でも書きましたが、私の最終目標は世界をリードする企業を創ることです。その目標に対してこのMVPは通過点にしか過ぎません。
あまりにも高い目標のため、全く現状に満足していないのも、良いのか悪いのか分かりませんが(もう少し可愛げがあってもいいのかなと思ったり)、まだまだ達成するべき目標はあるのでこれからも指数関数的に成長していきます。
あと数か月で入社する新卒社会人の方も、最初の1年は一瞬で終わります。
・どれだけポジティブな嘘をついて視座を高くできるか
・自分に最適な仕事をどれだけ積極的に取り組めるか
・可能な限り先の目標を立て、達成に必要な計画を実行できるか
この3点を意識するのとしないのとでは、社会人としての基盤に大きく影響を与えると私は考えます。
是非、本記事を参考にしていただけると私は幸せです。最期まで読んでいただきありがとうございました。