新緑の山手散歩 イタリア山から散策開始 21.05.04_10:00
根岸線の石川町駅から山手の坂を登ってたどり着くイタリア山。
みなとみらい線の元町中華街駅ができ、エレベータで丘の上まで上がれるようになるまではここが山手の玄関口だった。
明治の頃、イタリア領事館があったことからイタリア山と呼ばれているらしいのだが、明治の頃を見たわけではないので、聞いた話を出ない。
高台で見晴らしがいいことはわかるが、決して港まで便利なところではない。開国日本の貿易にイタリアが乗り遅れていたことがわかるということか・・・。
以前は西洋風の花壇だけがあったのだけれども、フランス瓦のブラフ18番館が平成5年に、外交官の家が平成9年に移築されて現在のかたちに。
まるで幕末から有るような顔をしている西洋館だけれども、結構歴史は浅かったりするのです。
見るからにかわいいブラフ18番館。
質実剛健そうな外交官の家。
どちらも今の横浜観光にはなくてはならない存在だが、みなとみらい線のおかげで山手の観光ルートからは外れ気味。
西洋館をゆっくり見るには丁度いいのかも。
相変わらず館内撮影禁止だけれど。
晴天に恵まれた日、庭にはバラが咲き乱れてますわ。
この隔離された空間が日本にいることを忘れさせてくれる。
ご近所だったら、休みの日には入り浸りそうだけれども、こんな丘の上に暮らすのは大変だろうな。
スクータなしでは暮らせそうもない(笑)は、今と一緒か。
元町公園や港が見える丘から歩いて最終目的地をここにするのが今風のめぐり方かな?
でも、山手の西洋館の館内はコロナ対策で写真撮影禁止中。
その対策、効果あるの?と聞いてみたい。
なので、今日もあえて館内に入ることはしていない。
写真が撮れないなんてつまらなすぎる。
それじゃ、観光にならないだろう・・・。
観光協会はそうは思わないのだろうか?そんな連中が色々企画したって共感を得るのは難しかろう。
ほっといても人が来る横浜だから成り立つのだろうな。
楽な商売でいいけれども、飽きられないことを祈るばかりだ。