【岩手県一関市】みちのくひとり旅2日目 みちのく一人、餅を食う ペッタンくん 23.11.18_10:50
厳美渓を見たあと、道の駅厳美渓でランチを取ることにした。
一関あたりでは餅が名物らしい。
餅が名物・・・と聞いて関東の人間にとっては違和感でしかない。
例えば五平餅なら何となく分かる。
普通に餅と言われても・・・。
昔から、この辺りでは祝い事や人が集まる場では餅を食べてきた伝統があるそうだ。
粟やひえではなく、餅というのは暮らしが豊かだったからできることなのだろう。
一関3万石はなかなか贅沢な地域みたいだ。
そのクセ、本家伊達家をこっそり奪い取ろうと思ったりしちゃう。
そのあたりの価値観はよそ者にはわからないけど。
道の駅のレストランで頼んだ餅は、餅本膳は1500円。
道の駅のレストランだから、券売機制で水もセルフ。
システムはチープだけど、もう、膳イッパイに餅の椀。
ごま、あんこ、納豆、おから、大根おろしに大根汁。
汁にも大根入り。と念が入っている。
それでも、これが名物ですと言われても、あぁ、そうですかといった感じ。
名物を歌うのなら、もっと共感を呼べるものはなかったのだろうか?
餅で行くのなら、胡麻餅とか、納豆餅とかに絞った方が納得がいくのに。
でもまぁ、昔からの風習だったら仕方がない。
類まれな豊かな土地だということだけは理解した。
けど、道の駅のレストランの名前が「ペッタンくん」だったことは、納得がいかない。