【長野県飯山市】北信濃飯山散歩 小菅神社の門前部落、飯山小菅の里散策 24.10.20_09:00
昨日は福島正則ゆかりの・・・ということで、高山村辺りをうろついたのだけれど、北信散歩2日目は飯山。
飯山なんてディスプレイの町程度の認識なのだけれど、まずは小菅神社に参拝する。
小菅神社は戸隠、飯綱と並ぶ信州三大修験場。
伝承によると役小角が開山と伝わる小菅山元隆寺が小菅神社の起源。明治の悪法神仏分離により神社と確定される。
戦国時代には、武田と上杉の取り合いの場所。
何度も戦火にあい荒廃したことすらあるという。
最終的に上杉景勝領となり上杉が合図に転封になるまで復興されたそうだ。
小菅神社は奥社と里宮とに分けることができる。
修験道場だから、奥社は山の中だ。なので今回訪れることは遠慮した(年を取って体力がないので(笑))
その分、里宮とそれを囲む部落を散策。
部落の入り口に立つ仁王門で外界とはっきりと分離されている。
まず現れる巨大な屋根の護摩堂。昔は藁葺だったんだろうなぁ。
その奥の高台に菩提院堂舎。
なんだか、時空が違ったよう。
この里宮の周りに数えるほどだけど人家が肩を寄せ合い暮らしている。
近所にスーパーはない。最寄り駅もどこだかわからないほど。
それでも、ここに暮らすのは、小菅神社に守られていると信じているからだろうか?
よそ者にはわからない何かが人々を結びつかせているのだろう。
不思議な宗教集落。
日本には知らないところがまだたくさんあるなぁ。
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