【山梨県大月市】週末は山梨にいます、山梨あじさい散歩 猿橋のあじさい 24.06.29_08:30
2024年、開成町だとか鎌倉だとかだいぶ紫陽花を味わったのだけれど、もう少しあと少しな欲求にかられて山梨へ紫陽花見物に出かけた。
桜にしろ紫陽花にしろ神奈川と山梨の関係って絶妙で、神奈川の見頃が終わると山梨へと季節が移る感じ。
昨今の異常気象で一概に・・・と言い難いときもあるけれど、なんとなくガキの頃からそんな自然の摂理が体に染み付いているので。
ということで、山梨の紫陽花散歩。
まずは猿橋辺りから。
猿橋は山梨県大月市の桂川にかかる架橋。刎橋という方式だそう。
甲州街道の大月ということで、神奈川からは目と鼻の先。山梨の中でも行きやすい場所ではあるけれど見どころは少ない(笑)
そんな中で唯一の観光資源なのが猿橋。
江戸時代には日本三大奇橋として知られ、広重の六十余州名所図会でも描かれている。
猿が腕を伸ばすように、深い渓谷に刎ね木と呼ばれる支木をせり出して橋を支える技法は見事の一言。
現在でも人が渡れる形で橋が残されているのは奇跡です。
橋の周囲は猿橋公園として整備され、沢山の紫陽花が植えられて地元の人達を楽しませている。
毎年紫陽花祭りっていうのも開催されるのだが、今年は先週開催されたみたい。
深い渓谷の閉ざされた空間で桂川の川岸ということもあり潤い成分満載。
しっとりとした紫陽花が咲き誇っている。
ただ、渓谷の上部にかかる猿橋から、川沿いの公園までアップダウンが・・・はオヤジの泣き言。
しかし、朝早いから独り占めの贅沢状態。
しっとりとした紫陽花が見られるのはいいのだが、おかげで結構湿度が高め(笑)
世の中は、いろいろなことがいろいろとバーターで出来上がっているのだよなぁ。
猿橋散歩