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晩秋のGoTo沖縄1日目 琉球王国の迎賓館、世界遺産の識名園散策 20.11.20 10:50


沖縄の堺遺産登録から20年。
同時に始まった2000円札はついに姿を消したけれども。
返還記念の海洋博からも45年。
今年は沖縄に行きたかったところにGoToが始まって。
コロナ禍も悪いことばかりじゃないなぁと言うといろいろ問題かもしれないが。

蒲田駅前4:30発のバスに乗り羽田へ。スカイマークの6:30発の飛行機に乗り込みGoTo沖縄。朝一番で那覇空港に着陸。
空港のレンタカー屋で車を借りて沖縄旅行の始まり。
最初に訪れたのが那覇市内の世界遺産「識名園」。
駐車場は無料、入園は大人一人400円。まぁ、普通のお値段です。


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識名園は琉球王朝の別邸であり迎賓館であった場所。
心字池を配した回遊式庭園は大和の文化に琉球の文化が交じる独特な雰囲気。


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赤瓦を白漆喰で止めた建物の屋根はいかにも琉球だ。
この美しい建物も美しい庭園も戦火で粉々になった。
戦火と表現するべきか、今風なら戦禍と書くべきか。


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馬鹿なことをしたものだでは到底表されないだろう。


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戦後復元されて今の形になっているのだが、石畳が・・・滑る。
晴れていても滑る。雨が降ったらイッカンノオワリだろう。
沖縄全体に言えることなのだが、この敷石なんとかならなかったのだろうか?


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大和の庭園なら、必ず滑り止めの細工がされたはずだ。
というか、雨降って滑るような石を敷石には使わない。
それが、お・も・て・な・し・の心というものだろう。
沖縄の文化ってどうしてこうなのだろうか?は、常にこの後、思い続けさせられることに。
見かけ重視。忍び返し、嫌がらせをわざとやっていると考えるのが一番わかりやすいのだが、そんなこともないだろうが。


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滑る石畳の庭園は別にして、風通しの良い昔ながらの沖縄建築ってなんだか良いんだよなぁ。
時の流れがゆっくりに感じる。
でも、王様の別邸にしては建物は簡素。王様らしい豪華さを感じない。
見事な庭園、見事な石垣、見事な石畳の割に・・・何となく最近感が拭えない。
建物の時代考証はこれで良いのか?なんくるないでは済まない気もするが。


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時代考証は別にして、華美ではないが、こんな家に住めたらのんびりと幸せだろうなぁ。は、世が世なら絶対にありえないだろう身分の違い。


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識名園の高台から那覇の街が一望できた。
今いるところが那覇の街のどのへんでどこを見ているのかすらよくわからないが、なんだか不思議な気持ちになった。


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いつの世も、お殿様、お姫様は幸せですこと。




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