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伊那出張編 徹底的に伊那散歩 重要文化財、熱田神社参拝 21.10.17_11:40
金鳳寺から街道でもう一本奥に入ったところ。
美和湖のほとりに熱田神宮はある。
旧長谷村の集落に鎮座しているのだが、湖は人工だから以前はなかったもの。
そう考えると昔ならかなりの高台ということになるのか?
今では湖畔の神社だけれども。
そんな熱田神社の拝殿、本殿は重要文化財だそうだ。
こんな山の中の神社の本殿に見事な彫刻がされている。
どういうことだろう?
説明書きによると、
日本武尊を信仰し、尾張の熱田神宮から形影を迎えて祀ったのが始まりだとか。
本殿は、宝暦十二年に氏子が三百両という大金を出し合い建築したものらいい。こんな山の中で三百両を出し合えるすごさと、三百両で本殿が立つんだという経済感覚は今では何がどういうことやら?
千両あったら何ができるのだろうか?
本殿には明治時代に藁葺の覆いがかけられ、本殿を守っている。それもまたすごいことだ。
本殿、拝殿の雰囲気はすごいのだが、境内の空気感がもっとすごい。
こんな山の中で・・・ばかりの表現になるが、本当に人もろくにいないであろうこんな山の中に、見事な神社が・・・。
ただここもそうなのだが、参拝の人が来ない。人影を全然見ない。
コロナ禍だから仕方がないのだが、もったいないよなぁ。これほどのものがここにあるっていうのに。