友人の写真展見物途中に戸越銀座辺りを散策する 20.10.11 12:50
友人の写真展が戸越銀座のカメラ屋さんで開催されているのでやってきた。
戸越銀座は昔から独特な雰囲気がすき。
関東最長と言われる商店街は1Kmを超える驚きの長さ。
ただ、商店街が長くても、売ってるものは思いの外・・・というと失礼か?
商店街にはやっぱり適切な長さというものがあって、ある一定以上になると結局いろいろなものがかぶるわけ。
味のある個性派の飲食店がたくさんあるとかなら良いのだけれども、商店街で食べ歩けとか言われても、食べならがすることなんてね~よみたいな微妙な感じ。自宅が近ければテイクアウトも良いのかもしれないけれども。
味のある縄のれんの居酒屋とか、今どきおばちゃんの和定食屋とか、独立系立ち食いそば屋とか、個性的なラーメン屋とか、そういう店があまりないのでオヤジの心はくすぐられない。
商店街はそんな感じなのだけれども、少し外れたところに素敵な庭園や神社がある。
この辺は昔ながらの住宅街。流石だ。
そんなわけで、まずは、文庫の森。
戸越銀座から少し登ったところにある元国文学資料館の跡地。
旧三井記念館は、近所の防災施設としてを災害対応を一手に担っている公園。
結構ご近所さんに親しまれていて驚き。
休日の午後を家族連れが思い思いに過ごしている。
住宅街に隠れるように存在するから、よそ者が来づらい。
芝生が良いのかな?芝生に入るなとか無粋なことを言わないのが良い。
家族が思い思いに公園のひとときを楽しんでいる。こういう風景を見ていると戸越を下町だとか言い難いハイソな雰囲気を感じちゃうんだよなぁ。
ただ、森は言い過ぎ・・・かな。
文庫の森の奥には戸越公園がある。
不似合いなほど立派な公園の門は、ここが昔熊本細川家の下屋敷であった名残。
世が世なら、細川元首相の・・・は想像力豊かすぎ?もしもそうなら、こちらは近づくことも出来ないだろうが。
回遊式庭園などもあるのだけれども、そうなると逆に近所の人たちは使いにくい感じ。
散歩のコースには丁度いいのだろうけれども。
こんなところに隠れるようにこんな公園がある不思議。
大名庭園が幹線道路から入り込んだ住宅街にあるんだから、そこんところ、どうなんだろう?
戸越銀座に戻る途中に戸越八幡神社に参拝。
こちらも住宅街に隠れるように鎮座している。
いずれも、駅からも車でもアクセスが悪い(笑)不思議な街だ。
七五三の季節らしく、お参り、お祓いをすすめる看板が神社の各所に掲げられ、実際七五三参りをする人たちも結構いるのだが、今日は10月11日。神無月だって知ってるのかな?
誰にお参りしてるんだろう?
そんな戸越の写真展ついでの休日。
いい感じの過ごし方が出来ました。