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【長野県飯山市】北信濃飯山散歩 飯山の雁木通り 24.10.20_13:30

 飯山には雁木通りがあると聞いてやってきた。

 雁木とは、歩道にせり出した雪よけの屋根のこと。

 上越高田の雁木は有名で、冬の引きの中、何百メートルにわたって突き出た屋根の下を人々が行き来する姿は、豪雪地帯ならではの趣がある。


 飯山のそれは、裏通り的存在の寺町遊歩道の表通り。

 仏壇屋が軒を重ねる通りがそれに当たる。

 上越高田のような古びた感じの雁木かと思ったらこれが結構新しい。
 
 昔ながらのというよりは、最近作りました感が強い。

 仏具店が並ぶ通りの100から200m程度に歩道にひさしを出しましたみたいな道路が並んでいる。

 しかし、こんな小さな町にこれだけの仏壇屋があるって・・・凄いなぁ。


 お城にも近いので旧城下町だったみたいなのだが、譜代の大名のくせして旧幕軍に弓や引き金を引いたから、最後は城下町ごと焼き払われて昔の趣はどこかへ行ってしまったらしい。

 後は、素知らぬ顔で官軍ヅラして東北を歴戦したというから、なんとも厚かましい。

 小藩だから仕方がないとは思いたくない。

 武士のプライドはないのだろうか?

 そんな寺町の、急遽作ったような雁木の通り。

 どことなく胡散臭くもあり・・・

 そういえば、飯山って新幹線が停まるんだよなぁ。

 駅がものすごくかっちょよくって驚いた。遠目で見た感じ、人は少なそうだったけど。

 折角のインフラを利用してもう少しうまくやれば・・・

 古き良きばかりではなく、新しい観光都市に向かったほうが手っ取り早いと思うけど。





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