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【山梨県富士川町】週末は山梨にいます、山梨あじさい散歩 古刹妙法寺のあじさいまつり 24.06.29_11:00

 猿橋の紫陽花を堪能した後、富士川を下って富士川町の妙法寺へ。

 富士川町は2010年に増穂町と鰍沢街が合併してできた町。町と町が合併して町になるという都市の住民にはなかなか発想がわかない事実。自然が豊かであることはイヤでも理解できますが。


 妙法寺の正式名称は徳栄山妙法寺。または小室山妙法寺とも呼ばれている。日蓮宗の寺院。久遠寺が目と鼻の先だから、日蓮宗の引力圏。もっとも、元は真言宗の寺院であったが、日蓮毒殺に失敗し、悔い改めて日蓮宗に改宗した経緯がある。

 それ以来、毒消しの寺として有名で、何が災いし何が幸いするか・・・
 武田氏や徳川氏から庇護され、最盛期には40を超える末寺があったそうだから、このあたりでは一目置かれた寺院だった。

 今、寺の雰囲気はまさに山寺。紫陽花寺としても有名で、境内に咲く紫陽花の迫力は見ものです。

 この時期妙法寺はあじさいまつりが開催中。期間中は諸々の費用負担で入山料が300円。喜んでお支払いいたします。

 巨大な山門がランドマークで、あじさいまつりの期間中門の上から門前の街(と言っても・・・)を眺めることができる。

 ただ、歴史の山門、痛みが激しく上り下りが怖いのなんの。いつかきっと登ることは禁止になってしまうであろうことは素人目にも明らか。

 今この時を堪能しないと・・・昔はあそこに登れたんだよなぁという、将来の思い出話しのために。この体験だけで300円は安いものです。

 山門の裏に境内へと伸びる古くて急な石段が。

 その石段沿いから境内に向かって紫陽花が咲き誇っている。

 古刹と紫陽花がよく似合う。よくぞここにこれだけのあじさいを植えたものだと感心。

 ただ最近紫陽花の勢いが衰えている気がするのは木のせいだろうか?コロナ前の一時期は本当に一面の紫陽花だったと思うのだが。

 境内では、紫陽花期間中に地元の人達による手作りの屋台と芸能が。

 味のある屋台の数々は、次の機会に。

 高低差のある境内。最近建て替えた本堂と昔ながらの堂宇がいい具合に混ざり合っている。

 紫陽花を愛でながら山寺の境内を歩くだけで楽しい。

 まつり期間中の週末だけど、割と空いている。

 のんびりとした時間が流れているので、都会で溜まったストレスが浄化されていくようですわ。




妙法寺

今日の富士川町の移動




 

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