【長野県諏訪市】夏の諏訪湖SAでさくらを味わう 22.07.12_11:00
ジビエ料理というものが最近流行りだ。
狩猟に寄って捕獲した鳥獣を食す。
本来の肉食とはそういうものだったんだろう。
でも、それでは安定した肉食の確保は難しい。
豚の牛も馬も羊も人間が管理した施設のもとで育てられて出荷される。
正直、昭和のオヤジの舌では味の違いはわからない。これが現実。
中央道グルメとして、諏訪湖のバービスエリアでさくら丼というものが楽しめる。
さくら肉とは馬肉のことだ。
明治以前は四足の動物は食べないとされていたが、もみじ、ぼたんなど、花札になぞらえ江戸時代から日本でもこっそりと獣は食べられてきた。真のジビエだ。
馬肉も昔から地域により食されていたようだが、今では馬は競争以外には殆ど飼われていない。
諏訪で食べる馬肉だって正直輸入だろう。
伊那のスーパーで見かける馬刺しは輸入品だ。
輸入先がウクライナだったのを見つけて驚いたものだ。世界はつながっていて思いの外狭い。
ロシアの侵略が長引くと程なくしてスーパーでの馬刺しの販売がなくなった。
やっぱりそういう関係なのかと思ったものだが程なくして販売が再開された。黒海が開放された頃だろうか?日本の国会の努力ではない。
信州の食文化はなんとか保たれた。
馬は、筋肉質で、豚や牛のように脂身が少ないから酒のつまみに食べていても罪悪感が少ないのがありがたい。
諏訪湖のさくら丼も味は淡麗だ。そのクセボリューミーだったり。
これで1340円はオトクかもしれない。
でも一番感動したのは付け合せの野沢菜とサービスのマドレーヌだったことは・・・秘密にしておこう(笑)