過去ログ(14)棟上げvol.4
屋久島の広大な自然に新たな命を吹き込む宿、「SNAPPEROCK」の建設が重要な節目を迎えました。この日は、屋根材の最後の作業として、ルーフィングを敷き、ガルバリウムの屋根材を釘で打ち付けるという作業を行いました。この工程は、私たちの手によって、文字通り屋根が完成する瞬間であり、私たちのプロジェクトにとっても、地域の皆さんにとっても、非常に記念すべき日となりました。
この特別な日を「SNAPPEROCKの棟上げ」と称して、地域の多くの方々にも参加していただきました。この宿がただの建物ではなく、皆さんが愛し、皆さんに愛される場所になるよう、一緒にお披露目と作業を行いました。地域の方々と共に過ごした時間は、この宿の基盤をさらに固める貴重な瞬間となりました。
屋根材の設置に際しては、本当に多くの方々がサポートしてくれました。特に、私自身のガイド業での同業者たちも大勢手伝ってくれ、屋久島のガイドコミュニティの結束の強さを改めて感じることができました。この日、ガイド仲間たちが一丸となってハンマーを振るう姿は、まさに団結力の象徴でした。
今回の棟上げは、これまでの数か月間の努力が実を結び、次のステップへと進むための大切な門出です。このプロジェクトに関わってくれたすべての人々に深く感謝するとともに、SNAPPEROCKがこれからも地域に根ざした、訪れる人々に愛される宿として発展していくことを心から願っています。
このブログは、屋根作業と棟上げの最後の記事となりますが、この物語の終わりではありません。むしろ、新たな始まりです。完成に向けて、そして開業後も、SNAPPEROCKの旅は続きます。今後とも皆さんの支援と愛情を持って見守っていただければ幸いです。ありがとうございました。