屋久島で脳をアクティベートする宿 SNAPPEROCK

こんにちは、屋久島の南部"尾之間"という集落に位置する新しいコンセ…

屋久島で脳をアクティベートする宿 SNAPPEROCK

こんにちは、屋久島の南部"尾之間"という集落に位置する新しいコンセプトで生まれた一棟貸しの宿泊施設"SNAPPEROCK"です。 テーマは"ブレインアクティベート"刻々と変化し続ける科学の世界から抜け出し、身体を休め脳を活性化させる宿として運営しております。

マガジン

  • SNAPPEROCKの歩み

    2023年からスタートした屋久島にある「テントの張れる宿 SNAPPEROCK」ですが、2022年からオーナーの僕と大工さんとで整地・基礎作り・建築を行なってきました。 SNAPPEROCKがどうやって生まれて歩んできたのかの経過報告マガジンです。

  • SNAPPEROCKのニュース関係

    屋久島の南部に位置するテントの張れる宿SNAPPEROCKの最新ニュースなどはこちら

最近の記事

過去ログ(14)棟上げvol.4

屋久島の広大な自然に新たな命を吹き込む宿、「SNAPPEROCK」の建設が重要な節目を迎えました。この日は、屋根材の最後の作業として、ルーフィングを敷き、ガルバリウムの屋根材を釘で打ち付けるという作業を行いました。この工程は、私たちの手によって、文字通り屋根が完成する瞬間であり、私たちのプロジェクトにとっても、地域の皆さんにとっても、非常に記念すべき日となりました。 この特別な日を「SNAPPEROCKの棟上げ」と称して、地域の多くの方々にも参加していただきました。この宿が

    • 過去ログ(13)棟上げvol.3

      屋久島の激しい自然に抗うために設計された「SNAPPEROCK」の屋根工事は、地元産の杉板を用いた伝統的なやといざね工法で進められています。 この工法では、細く加工した角材を杉板につなぎ合わせることで、最終的には屋根が二寸(約6センチ)の厚みを持つように仕上げられます。 このおかげで、断熱にも効果があったらいいなと思ってます。 そして今、屋根からはみ出た部分を丁寧に切り取り、整える作業に取り組んでいます。 しかしながら、この時期は雨も多く、予想以上に作業の進行が遅れる日々が

      • 過去ログ(12)棟上げvol.2

        屋久島の南部、大自然に囲まれた場所に新しく誕生する宿、「SNAPPEROCK」。今日は、このプロジェクトの進捗についてお伝えしたいと思います。 SNAPPEROCKの建設は、私と友人の大工だけで行うセルフビルドということで、一つ一つの工程が非常に個人的で、かつ重要な意味を持っています。棟上げの際は、地域の仲間たちに大変お世話になりました。彼らの支えがあってこそ、今のSNAPPEROCKがありまして、、、やっとここまできました。 棟が上がり、現在は屋根材を桁に乗せていき、屋根を

        • 過去ログ(11)棟上げvol.1

          とうとう棟上げの日が来ました。 たくさんの仲間達が集まってくれて、スタート🎵 しかも、ユニックが忙しくて来れなく、全ての棟上げの工程、つまり梁なども含めて全て手作業で行うこととなってしまいました。。。。汗 柱はまだなんとか上げれるのですが、梁の重さが100kg以上あるので、これをどうやって背より高い場所にあげて据えて行くのかが、不安でならない。 しかし、そこが屋久島住民の皆さん🎵 心から楽しんでくれて、誰も怪我せずやり切りました。 いつか全て手作業で棟上げを行う夢はありま

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        • SNAPPEROCKの歩み
          8本
        • SNAPPEROCKのニュース関係
          7本

        記事

          過去ログ(10)土台周りが立ち上がりました

          SNAPPEROCKの建築プロジェクトは、屋久島の美しい自然環境を尊重し、環境に配慮した建築を目指して進行しています。最新の進捗状況をお伝えするために、私たちは喜んでお知らせします。SNAPPEROCKの棟上げが成功し、土台周りが立ち上がりました! 土台周りの石場建て SNAPPEROCKの建物は、土台周りに石場建てを採用しています。このスタイルは、屋久島の自然環境と調和し、美しい景観を損なわない建築スタイルです。石場建ては地元の石材を使用し、環境への負荷を最小限に抑えま

          過去ログ(10)土台周りが立ち上がりました

          過去ログ(9):屋根屋根板の加工

          重さ約40kgぐらいある木材もある中、両サイドに均等に溝を掘り続けています。 全部で200本以上あり、両サイドとなると途方もない時間やり続けることになります。 「雇い実接ぎ」とは、木材を接合する際に用いられる伝統的な技法の一つです。この方法では、まず接ぎ合わせる二つの木材の端部に、それぞれ同じ位置に「実溝(さねみぞ)」と呼ばれる特殊な溝を切ります。この実溝は、接合部をより強固にするための重要な構造要素です。 次に、この実溝にぴったりと収まるように「実(さね)」という別の木

          過去ログ(8):屋根材ともろもろが到着(クライマーも到着!笑)

          屋根の材料が届きました。 こちらは5m×60mm×120mmの屋久島の地杉材 僕は床材の加工が難しいので、それ以外はずっと屋久島で育った杉の木を使用して建築してきました。 本土の木材もいんですが、雨の多い屋久島で考えると油分が多く含まれている水に強い屋久島材の方が強く感じてしまっていて、こちらを愛用してます。 ただ全く乾いてないので、めっちゃ重い!! 1本重いので40Kgぐらいはあるんじゃないかと思うぐらいの重さ!!軽くても30Kg前後。 まずはこれだけの量の材を保管してあ

          過去ログ(8):屋根材ともろもろが到着(クライマーも到着!笑)

          過去ログ(7):整地の続き

          基礎の部分が終わったので、ここまでの道のりを整地することに。 今後棟上げも考えると、土のままではクレーン車も入ってこれないので、先に道と駐車場を作ることにしました。 砂利を引いたところに、生コン車にきてもらい、上から生コンを流してとりあえず終了。 本当は鉄筋などを組んでしっかり作りたかったんですが、それはまた今度やろうと。。 なんとか車が上がってこれる道を作ることができました。 これからいよいよ。建物の構造体に入っていきます。

          過去ログ(6):基礎づくり

          道がつながったので、宿の土台となる基礎を石場建てとして行うことになりました。 石の下に砂利を引いて圧力をかけ、その上に岩を据えていきます。そこにアンカーで土台と繋げる予定です。 一つ一つの作業が細かく、図面を見ながらの作業となります。岩の場所がズレていたら建てられないし、その岩の耐久性も見ていかなければならず、でも全ての岩が規格外にでかい!! 昔はこういった石場建での建築ができたのですが、現在は建築基準法ができており、それに準じて建てなければなりません。コンクリートで基礎

          過去ログ(5):整地スタート、、、道路開通

          だいぶ整地が終わってきて、あたりがわかるようになってきたので、ドローンで上空から視察して見ました。 前回でも説明したバケットの爪がかなり緩くなってしまっていました。 バケットの爪が取れた状態でかなり使用されていた感があったのですが、この大きさのバケットがそんなに多く島にはないので、騙し騙しやっていくしかない。 レンタル業者の方も気にしてくれて、爪の間に入れる杭のようなものの新品(買うと結構いい金額します。)を用意してくれた。 僕の方でもネットで同じ大きさのものを調べ尽くし

          過去ログ(5):整地スタート、、、道路開通

          過去ログ(4):整地スタート、、、しばらくして大きな問題が発生し悩まされたーー!!!

          整地が始まり、どんどんと森だったところが平らになっていきました。 こちらのユンボは棟梁が運転。 全く素晴らしい操作ぶりで、ずっと動きを見ちゃうほどです。 僕の役割は、ユンボの周りの安全の管理と、雑木の撤去のサポート いやー手作業でやったらどのぐらいかかるんだろうという広さを、あっというまにユンボが整地していきます。 大きな巨岩 この土地はモッチョム岳のちょうど真南に位置しており、いつの時代かはわからないけど、山の方から土砂が流れ込んで作った場所なので、転がってきた岩が

          過去ログ(4):整地スタート、、、しばらくして大きな問題が発生し悩まされたーー!!!

          過去ログ(3):建築の動機とユンボ(HD823MR)で整地開始

          森を切り開き、僕らのプロジェクトも固まりました。 まずなぜ施設を作りたいか?の部分ですが、10年ガイド業を行なってきてこんな話をよく聞くようになり、自分でも質問するようになっていたのがきっかけです。 ・お客さんから自然の中にテントを張ってキャンプしたくてもなかなか勇気がなくて、いつかやってみたい。 ・テント自体に寝たこともないので、どんな感じなのかもわからない。 ・雨が降った時はどうしていいのかわからない ・キャンプの料理って作ったことがないからやってみたい ・いつか山にテ

          過去ログ(3):建築の動機とユンボ(HD823MR)で整地開始

          過去ログ(2): 森を伐採しました

          さて、カメちゃんと森を伐採する日がやってきました。 僕もチェンソーを使うことはできますが、カメちゃんのようなプロではありません。だからカメちゃんに大きな木は任せてお願いしようと、、、 最初はカメちゃんが2-3本程度切るのだろうと思っていました。でも、実際はかなりの量の森を伐採することになり、途中燃料を取りにいくことに、、、汗 伐採が始まる前に、主要な木には感謝を込めてお酒をまきまして、、、これまでの森になるために費やした植物のプロセスを切ってしまうわけで、、しっかりとお

          過去ログ(2): 森を伐採しました

          過去ログ(1): 家の前の土地をどう利用して創造するところからスタートだったんです。

          数年前の農業委員会の見直しで、自宅の上部の森が「農新地域第一級」から除外されたことで、営業利用できる宅地に変更できることが!!この先の土地を譲っていただいていてよかったと。。 早速役場に行って、建物が建てても大丈夫なのか?山林帳簿にも記載されていない土地なのかを調べに行くと、問題なく利用できる土地だということがわかりました。 ちょうどコロナ時期もあり、事業再構築補助金という補助金で建築に援助が出ることが友人から教えてもらいわかり、トモちゃん(嫁)とも話して、以前からヨガの

          過去ログ(1): 家の前の土地をどう利用して創造するところからスタートだったんです。

          梅雨明け間近!夏の訪れを感じる屋久島

          皆さんこんにちは!私たちの宿SNAPPEROCKの経営者から一言、梅雨が明けた屋久島へようこそ!もし、あなたが新鮮な体験と自然の美しさを求めているなら、あなたがここを訪れたのはきっと運命だったのかもしれません。 梅雨明けとともに、この美しい島は新たな生命力で溢れかえります。空からの豊富な雨が島を洗い、緑豊かな森やキラキラと輝く海が新たな姿を見せてくれます。ここ屋久島で、あなたも新たな自分を見つけることができます。 屋久島にある私たちの宿SNAPPEROCKは、自然の中に身

          梅雨明け間近!夏の訪れを感じる屋久島

          屋久島の一棟貸し宿"SNAPPEROCK"のくつろぎ空間!癒しのひとときを

          屋久島での贅沢な滞在をお考えの方へ。プライベートな空間でくつろぎたい、快適な宿泊施設をお探しの方にぴったりな一棟貸し宿、"SNAPPEROCK"をご紹介します。この宿には、心地よいソファーが設置されており、滞在中のくつろぎをさらに高めてくれます。今回は、その魅力的なソファーについてご紹介します。 "SNAPPEROCK"は、屋久島に位置する一棟貸しの宿です。自然に囲まれた絶好のロケーションで、周囲の美しい景色を楽しみながら贅沢な時間を過ごせます。そして、この宿の魅力の一つが

          屋久島の一棟貸し宿"SNAPPEROCK"のくつろぎ空間!癒しのひとときを