【スペイン巡礼9日目】立ち飲み大好きな私の心が踊るログローニョ
2024/06/02 スペイン巡礼9日目
【 Viana - Logroño 9.3km 】
今日はログローニョまでの10km弱と余裕なので、朝ものんびり起きる。
今日はアルベルゲではなく、ホテルに宿泊することにして予約をしておいた。
そしたら、なんと。
ものすっっっごく精神的に楽だった。
鼻歌でも歌いながら、歩いちゃうぐらい。
心に余裕があることがこんなにも心地良いのか。
不安や心配がないことが、こんなにも心が軽くなるなんて。
ということは、普段は実は意外にも不安や心配、ストレスを抱えてるってことなのか?
そんな事を考えていたら、レナータに会った。
レナータは昨日も同じ宿だったし、今日もログローニョまでと同じ道のりを辿る。
おはよう、と挨拶をして、なんとなく2人で歩き始めた。
特に話し続ける訳でもなく、気になったことがあれば喋る。
そんな距離感で歩く10kmがとても心地良かった。
レナータは、実は巡礼2回目だそう。
前回は奥さんと一緒に歩いたらしい。
同じ道を辿ってるのに、今日はこの道が以前とは全く違う道に見えると言っていた。
前回はVianaで一泊する事なくログローニョまで歩いたから、20km超えて歩くこの道はとてもしんどかったそう。
「早くログローニョに着かないかな、の一心で一生懸命歩いてたから、景色なんて見る余裕なかった。
こんなにも美しかったのね」と言っていた。
実は、レナータの今回の巡礼はここまで。
休暇中なのであと数日ログローニョで過ごし、北上してビルバオから飛行機に乗って帰国するらしい。
もうこの巡礼中にレナータに会う事はないのか、と思うと寂しくなった。
いつか世界のどこかで、また会えますように。
11:00
ログローニョに着いた。
中心地に入る手前のところで、レナータが聞いてきた。
「マリナのホテルはどこ?」
私が「ここだよ」とBooking.comの予約画面を見せたら、驚いた様子で「一緒よ!!!!」と。笑
なんというミラクル!
ホテルまで一緒に歩けて良かった。
ホテルのチェックインまでは時間があったので、荷物を預けてログローニョの街に繰り出した。
カフェで読書。
そうしたら何やらお祭りが始まった様子。
後にホテルの人に聞いてみて調べたら、
「プリメラ・コムニオン」というカトリックの儀式らしい。
9歳前後の子供が、初めて自分の意志でキリスト教徒になる儀式だそう。
なんだかすごい場面に立ち会ってしまった。
その後ホテルにチェックインして、シャワーを浴びて、再び飲みに出る。
バルが立ち並ぶラウレル通りに行ってみた。
事前に調べていたマッシュルームのお店に向かう。(こう書くとちょっと怪しいお店に聞こえるが、本当のマッシュルームなのでご安心を)
じゃん!
バゲットにただマッシュルームが重なっている。
メニューはこれのみ。
肉厚のマッシュルームが、オリーブオイルとニンニクで焼かれ、3段重ねの上にエビ。
エビがキノコの脇役になる事が、今まであっただろうか。
ジューシーでプリプリの大きなマッシュルーム。
おいっしい!!!!
そこに白ワイン!!!
くぅぅぅ〜。最高。
他にも何軒か行ったけど、巡礼者のジェシーとバッタリ会ったので写真とか撮れてない。笑
基本的に巡礼路は小さな田舎街が多いから、こうゆう大きな街だと飲み歩きたくなる。
特に今の時期のスペインは夜の10時まで外が明るく、飲み歩くのに最適な気候だ。
あぁ、スペイン最高。
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