みっともない自分も大切に抱えて生きてく
自分の過去を言わなくちゃならない、振り返らなきゃならない時が辛い。底無しの海に溺れかけながら、時には流されながら、なんとか自分で自分を守りながら、励ましながら、前へ前へやっとのことで辿り着いた陸なのに。「どうして溺れたんですか?」「なんでここに上陸したいんですか?」なんて、どこの誰かも分からないあなたに話したくない。
こんなに拗らせて、一体どうやって生きていったらいいか途方にくれる。もっと鈍感に、器用に嘘ついたりしながら生きれたら楽だろうにと思う。一方で、こんな面倒な自分も