「しない」と「できない」

画像1 noteをザッピングしていて、海外居住者の方が「いつも夏は日本に帰るのに、今年は帰れない。『帰らない』のと『帰れない』のとでは、こんなにもダメージが違うのか」と書いておられたのを読んで、ふとローマ時代の「奴隷の扱い方(うろ覚え)」という文庫を読んだ時のことを思い出した。ローマ時代の書籍が巡り巡って1000年以上経って極東で翻訳されるなんて、と思って手に取って読んだんだけどね。
画像2 その最後に訳者の解説として「総じて奴隷は短命だったようです。ストレスがかることが多かったのでしょう云々」とあって。現代日本に生まれて、幸いにも奴隷と言われるような環境に身を置いたことは無いけれど、自由を奪われるという事は、命を削るにも等しい辛いことなんだなぁ。そんなことを想った昼休みでした。(新宿御苑。おもむろに腕立て伏せを始めたおっちゃん。)

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