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1000日チャレンジ 635日目 アーティゾン美術館「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」展
ゴールまで365日
★BMI:24.3
★先日、東京・京橋のアーティゾン美術館で開催中の「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」展を観てきた。印象に残った作品などを紹介したい。
会期;2022年11月5日[土] - 2023年2月5日[日]
会場;東京・京橋 アーティゾン美術館
主催;公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
協力;フランス国立図書館
(以下、公式web siteから引用)
「フランス国立図書館音楽部門には、パリ・オペラ座で上演した作品を中心に、フランスのオペラ、バレエ関係の資料が多く収蔵されています。本展はフランス国立図書館の所蔵する約200点をはじめ、オルセー美術館の所蔵するエドガー・ドガ《バレエの授業》など国内外から集結したオペラ座に関連する作品を紹介します。」
◎エドゥアール・マネ《オペラ座の仮装舞踏会》1873年、石橋財団アーティゾン美術館
![](https://assets.st-note.com/img/1674894135454-Xs0tNbgUpG.png)
★正直、近くで見ると、すさまじく荒々しいタッチで、何が描かれているのかさえ判然としない。それでいて一歩下がって観れば、仮想をする人たちでごった返している様子が見えてくる。今回の展示では、とても綺麗な作品が多い中で、とても異質な、フォービズムの先駆けとも思えるような作品だった。
◎エドガー・ドガ《バレエの授業》1873-76年、オルセー美術館
![](https://assets.st-note.com/img/1673784276310-G2StyrmrJB.jpg?width=1200)
★まるで声が聞こえてきそうな作品。先生の厳しい授業の場面と思いきや、ピアノの上に座って背中を搔いている娘もいたりして、楽しい。ドガの踊り子の衣装の描き方は、本当に素晴らしい。衣装の生地の質感まで伝わってくるよう。
★オペラ座という一つの場所をテーマにしたユニークな展覧会だった。恥ずかしながら、パリ・オペラ座がなぜガルニエ宮と呼ばれているのか、今回の展覧会で初めて知った。建築家シャルル・ガルニエ(Charles Garnier)さんが設計したのね。ガルニエの描いた立面図なども展示されていた。上記、マネ、ドガ以外にも多彩な作家の作品や、当時の観客の服装や持ち物の展示まであって楽しい展覧会となっていた。