1000日チャレンジ 669日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 2. Babylon and Hammurabi
ゴールまで331日
★BMI:24.4
◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。
2. Babylon and Hammurabi
(要約)ティグリス川とユーフラテス川に挟まれたメソポタミアには、前2000年頃まで、シュメール人が、青銅器文化と文字をもつ都市国家を築いていた。その後、アッカド人が台頭した。前1900年前、アムール人がこの地を征服し、バビロニア王朝を作った。前18世紀、ハンムラビ王の時、絶頂を迎える。ハンムラビ王は、楔形文字によって記されたハンブラビ法典を制定した。この法典は、刑法、民法などからなる成文法で、「目には目を」の条文が有名であるが、推定無罪など新しい考え方を持っており、後の時代に影響を及ぼすことになる。前16世紀にバビロニア王朝は、鉄器文化をもつヒッタイトによって滅ぼされる。
★dialect;方言、preserve;保つ、conquer;征服する、heyday;全盛期、presumption;推定
★the Bronze age;青銅器時代(the period in history between the Stone Age and the Iron Age when people used tools and weapons made of bronze)
★the Code of Hammurabi;ハンムラビ法典(The Code of Hammurabi is a Babylonian legal text composed c. 1755–1750 BC.)
「バビロニア王ハンムラビが編纂 (へんさん) した法典
1902年フランスの調査隊によりスサで発掘された。高さ2.25m,直径61㎝の黒色閃緑 (せんりよく) 岩の円柱に楔形 (くさびがた) 文字アッカド語で4000行282条の法律の刻文がある。当時は世界最古の成文法とされたが,ウルナンム法典などの発見により,それ以前の法典との共通性が判明した。内容は刑法・商法・民法・奴隷法など,日常生活の全般にわたる。「目には目を」の同害復讐の原則や階級差別がみられるなど,当時の社会を知る貴重な史料である。」(旺文社、旺文社世界史事典 三訂版より引用)
★presumption of innocence;無罪(の)推定(the rebuttable presumption of the innocence of the defendant in a criminal action in Anglo-Saxon jurisprudence, placing upon the prosecution the burden of proof of the defendant's guilt)
◎ハンムラビ法典は「目には目を」の同害復讐のところだけ、強く記憶していたが、その後の法制度に影響を及ぼす「無罪の推定」のような先進性も持ち合わせていたことを初めて知った。