1000日チャレンジ 735日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 43.Defeat of the Spanish Armada
ゴールまで265日
★BMI:24.7
◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。
43.Defeat of the Spanish Armada
(要約)16世紀ヨーロッパでは、カトリックとプロテスタントは軍事的に争う宗教となっていた。スペインのフェリペ2世は広大な植民地国におけるカトリック世界最大の庇護者となっていた。一方、プロテスタント国イギリスのエリザベス1世は、スペインとの戦争になることを避けていた。しかし、スペインはイギリス侵攻を企てる。イギリス海峡で、強大な無敵艦隊と呼ばれるスペイン艦隊は大きな艦船が多かったが、一方のイギリス軍は小さな船が多く小回りができたことで、スペインに大きな損害を与えることができた。スペイン艦隊は退却のため、スコットランドを迂回して北海に出ようとしたが、正確な海図もなく、暴風雨によって、艦船の1/2と兵士の3/4を失った。この後、イギリスは強大なプロテスタント国として帝国を築いていく。
★meanwhile;その一方で、moderate;穏やかな、assemble;集合させる、maneuver;操る、gunnery;砲撃、naval;海軍の、tactic;戦術、batter;打ちのめす
★the Spanish Armada;(スペインの)無敵艦隊;「1588年,スペイン王フェリペ2世がイギリス制圧のために派遣した艦隊。アルマダとも呼ばれる。〈無敵艦隊Armada Invencible〉の名は後世イギリス人が付けたもので,当のスペインでは単に〈大艦隊Gran Armada〉と呼ばれた。いずれにせよ,事件そのものとしては〈ドーバーの海戦〉と呼ぶべきものである。 16世紀後半,西ヨーロッパ情勢は宗教分裂に政治対立が重なり,複雑を極めた。その中にあってハプスブルク体制の筆頭国でありカトリック・ヨーロッパの覇者を自任するスペインにはおのずから周囲の嫉妬,警戒心,敵意が集中した。」(平凡社世界大百科事典 第2版より引用)
◎日本の戦国時代で言えば、今川が桶狭間で織田軍にやられてしまったようなものかと思った。相手に、場所に合わせた適切な戦略の重要さということか。