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1000日チャレンジ 483日目 『ルートヴィヒ美術館展』(7)Katja Novitskova「Approximation (Shoebill)」
ゴールまで517日
★BMI:24.3
★国立新美術館で開催中の『ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション』を先日、観覧した。この展覧会で印象に残った作品数点を紹介したい。
◎展覧会概要(美術館web siteより転載);ドイツ第4の都市、ケルン市が運営するルートヴィヒ美術館は、20世紀から現代までに特化した世界有数の美術館です。その優れたコレクションは、市民からの寄贈をもとに形成されてきました。本展覧会では、館名に名を冠するルートヴィヒ夫妻をはじめとするコレクターたちに焦点を当て、ドイツ表現主義や新即物主義、ピカソ、ロシア・アヴァンギャルド、ポップ・アートなど、絵画、彫刻、写真、映像を含む代表作152点をご紹介します。(会期;2022年6月29日(水)~9月26日(月))
◎ルートヴィヒ美術館とは;1976年に、ドイツで最も古い古典絵画美術館であるヴァルラフ・リヒャルツ美術館から独立するかたちでオープンした美術館。近現代芸術のコレクションを所蔵。ドイツ表現主義の作品を中心とするハウブリッヒ・コレクションと、ルートヴィヒ夫妻の寄贈による現代アートのルートヴィヒ・コレクション。ピカソ、ロシア・アヴァンギャルド、シュールレアリスム、ポップ・アートなど20世紀美術を収蔵・展示する。
☆Katja Novitskova;「Approximation (Shoebill)」:20-21世紀エストニア出身の芸術家カーチャ・ノヴィツコヴァが2014年に制作した作品。(ルートヴィヒ美術館蔵)
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『ルートヴィヒ美術館展』で出会った作品紹介は今回で最後。最後の作品は、会場の後方にあって、唯一、撮影できる作遺品でもあった。作者のカーチャ・ノヴィツコヴァは1984年生まれ!まさにインターネットで育った世代なのだろう。この作品は、インターネット上で”拾った”動物の画像は、アルミの板にプリントするというシリーズで、このハシビロコウ以外にも様々な動物のバージョンがあるらしい。インターネットで拾われた画像が、リアルな作品となり、その作品もまたインターネットの画像として回帰していく。インターネット上での新たな生命の永遠性のようなものを表しているのかもしれない。