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1000日チャレンジ 665日目 ポーラ美術館 コレクション展「ポーラ美術館の名作絵画」

ゴールまで335日

★BMI:24.2

◎先日、箱根のポーラ美術館コレクション展を観覧したので、記録の残しておきたい。
「ポーラ美術館の名作絵画」
会場:ポーラ美術館 展示室2
会期:2023年1月25日(水)~2023年7月2日(日)

(以下、美術館公式siteから引用)
印象派と旅
19世紀のフランスでは、交通機関が飛躍的に発展しました。鉄道が敷設され、人々は休日に都市から自然豊かな郊外へと移動し、海水浴、川でのボート遊びや森の中でのピクニックなどといった余暇(レジャー)を楽しむ習慣が生まれました。
印象派の画家たちもさまざまな国や地域を旅して、絵画を制作しています。屋内のアトリエから飛び出した画家たちは、天候、時間など移ろいゆく光のなかで眼前の風景を明るい色彩とすばやいタッチによって描きとどめました。
スーラのノルマンディー、セザンヌとゴッホのプロヴァンス、モネのヴェネツィア、ルノワールのアルジェリア、ゴーガンのタヒチ…。画家たちが各地で見つめた風景と光をご紹介します。

◎ファン・ゴッホ「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」
(Vincent Willem van Gogh、1853年3月30日 - 1890年7月29日;オランダ出身のポスト印象派の画家)

ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋

★こちらは初めてみる(たぶん)作品。南仏アルルの風景。ゴッホらしい筆致と色彩のバランスが絶妙。橋の上に立つ赤い服の人物が、アクセントになっている。そして、その赤は、川面にも、洗濯をする女性にも、草むらにも潜んでいる。

◎モーリス・ユトリロ「ラ・ベル・ガブリエル」

ラ・ベル・ガブリエル

◎モーリス・ユトリロ「シャップ通り」

シャップ通り

◎モーリス・ユトリロ;Maurice Utrillo, 1883年12月26日 - 1955年11月5日;フランス・パリ生まれ、エコール・ド・パリの画家。

★私とユトリロ作品は、小さいころに大阪の百貨店で開かれた回顧展に、親に連れていかれたのが最初の出会いだったと思う。全体に淡い白色、どこか物寂し気な画面、それでいて描かれる町並みは、日本の風景とは全く異なるパリのこじゃれた雰囲気を醸し出している。絵画に興味を持つようになったきっかけの画家でもある。幼いころは気づかなかったが、今、ゆっくりとこれらの作品を観ると、単純な白ではなく、たくさんの色を含んでいることがよくわかる。


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