1000日チャレンジ 939日目 埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」
ゴールまで61日
★BMI:22.8
★先日、埼玉県立歴史と民俗の博物館にて特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」を観たので記録に残しておきたい。
★埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」
【会期】2023年11月14日~2024年1月14日
【会場】埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室
【概要】(以下、博物館web siteから引用)
「埼玉県立歴史と民俗の博物館では、令和5年11月14日(火曜日・県民の日)から令和6年1月14日(日曜日)まで、特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」を開催します。
◎安行式深鉢(さいたま市寿能泥炭層遺跡出土)(縄文時代後期)
※安形式土器;安形式土器は、埼玉川口市の安形猿貝貝塚出土資料を基準に設定された形式の土器。波状口縁深鉢や紐線文土器などが含まれている。主に縄文時代後半晩期の遺跡から出土。
◎注口土器(鴻巣市中三谷遺跡出土)(縄文時代後期)
◎注口土器(加須市長竹遺跡出土)(縄文時代晩期)
◎注口土器(加須市長竹遺跡出土)(縄文時代晩期)
※注口土器;丸い球形の胴に細長い管状の注ぎ口の付く縄文土器。縄文時代中期に登場、後期以降の遺跡では全国的に出土しているとのこと。
【感想】埼玉県内でも特に後期の縄文遺跡が多数あり、多くの土器が出土していることを改めて知った。注口のついた土器は、これまであまり見たことがなく、興味深かった。縄文時代も後期になると、装飾性が低く、より実用的な土器が作られるようになったということかと思う。それでも、加須市長竹遺跡出土のもののように顔の形が付いたものなど遊び心も感じられる。火焔型土器のような派手さは無いが、こういうものが日常生活の近くに置いていたのかと思うと、縄文時代の人たちへの親近感がわく。
とても楽しい展覧会だった。