SOMPO美術館 「フィロス・コレクションロートレック展 時をつかむ線」
◎ フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線
【会 期】2024.06.22(土)- 09.23(月)
【会 場】SOMPO美術館
【主 催】SOMPO美術館、日本テレビ放送
【共 催】SOMPOホールディングス
【協 賛】光村印刷
【特別協力】損保ジャパン
【協 力】NX日本通運、日本貨物航空
【後 援】新宿区
【企画協力】日テレイベンツ、日本テレビサービス
(以下、美術館公式web siteより引用)
「19世紀末フランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864年―1901年)の展覧会です。ロートレックによる紙作品の個人コレクションとしては世界最大級のフィロス・コレクションより、約240点をご紹介します。フィロス・コレクションの最大の特徴である素描作品に始まり、ポスターを中心とする版画作品、雑誌や書籍のための挿絵、ロートレックが家族や知人にあてた手紙、ロートレックの私的な写真など、画家に肉薄した作品と資料で構成する展示です。」(official siteから引用)
◎アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『『ラ・ルヴュ・ブランシュ』誌のためのポスター』(1895年:フィロス・コレクション)
◎アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ディヴァン・ジャポネ』(1893年:フィロス・コレクション)
◎アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『ジャヌ・アヴリル『文字のせ前』』(1893年:フィロス・コレクション)
★写真撮影可能な作品は版画作品ばかりだったが、展覧会のメインは多くの素描作品。走り書きのようなものから、しっかりしたスケッチや版画の下絵など。やっぱり、絵が上手、当たり前なのかもしれないけど、上手。形を捉えることもそうなんだけど、構図というか配置は天性のものなのか。ペンで何度も重ねて形をとらえるようなものがあるかと思えば、迷いなく1本の線でさらっと描いたようなものもある。ポスターや版画作品だけでない、ロートレックの魅力に触れられる展覧会だった。
※今回のお土産
図録はサイズは小さいものの、素描作品をじっくり見られてよい。お手本に模写しようかな。図録の表紙の手触りもとてもいい。
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