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1000日チャレンジ 734日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 42.The Enlightenment (1700s)

ゴールまで266日

★BMI:24.6

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

42.The Enlightenment (1700s)
(要約)1700年代の啓蒙思想家たちに共通の理念などがあるわけではない。彼らはコペルニクスらによる科学的な知見に影響され、信念のようなものに代わって合理的な思想で世の中を理解しようとした。彼らは総じて自由主義的で人道主義的だったといえる。彼らの多くは理神論をとっていた。理神論とは、神は宇宙を作ったが、その運行には関与していないという考え方。そのため人間には行動の自由意思が与えらてていると考えた。彼らの社会契約、自由、寛容、文化相対主義といった思想は、フランス革命、アメリカ独立宣言、権利章典などに影響を与え、現在も、西洋民主主義国家における政治的な議論において支配的な役割を負っている。

Enlightenment;啓蒙主義、superstition;迷信、盲信、repressiveness;抑圧、criticism;批判、批評、adher;付着させる、condemn;批判する、disregard;無視する、the Bill of Rights;権利章典
due process of law;(基本的な法概念としての)適正手続き

deism;理神論;「啓蒙時代のヨーロッパに栄えた宗教思想。自然神論,自然宗教ともいう。神は世界を超越する創造主であるが,神の活動性は世界の創造に限定されているのであって,創造されたあとの世界は,あたかもねじを巻かれた時計のごとく,神によって定められた自然法則に従い,その働きを続けるとするもの。創造されたのちの世界の自己展開には,もはや神は干渉しないところから,超自然的な啓示,特に奇跡などを排す。これは歴史的には宗教の合理化,世俗化,人間化の過程に現れた合理主義的・自然主義的有神論といえる。 17世紀なかばから 18世紀にまずイギリスの自由思想家,科学者たちによって唱えられ,のちフランスの百科全書派,ドイツの啓蒙主義者へと広まった。理神論者としては,ハーバート・オブ・チャーベリー,J.トーランド,A.コリンズ,ボルテール,J.-J.ルソーらがいる。」(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より引用)
cultural relativism;文化相対主義;「各文化は個々の自然・社会環境への適応を通じて形成されてきたもので,それ自身の価値を有しており,したがって互いに優劣や善悪の関係にはないという考え方。他民族への悪感情による戦争や虐殺といった人類の悲劇への反省,旧植民地からの新興国家の独立,多民族国家の形成などの世界情勢のなか,自民族中心主義に代わって登場し,20世紀の人間思想における一つの重要理念となった。例えば国家が多文化主義を推進するには,各民族や文化に相対的で対等な地位を与えることが前提となる。また民族自決や地位向上をめざす運動は,文化相対主義によって民族の尊厳をアピールする。しかし文化相対主義は,異なる文化の間には越えがたい差異があって同一国家での共存は困難であるという排他的なナショナリズムに用いられることがある。そのため,文化相対主義と自民族中心主義を単純に二つの対立する理念とは言い切れない。」(平凡社百科事典マイペディアより引用)

◎なるほど、簡潔な説明で、啓蒙主義のことがよく理解できた。科学的な進歩が思想に大きな影響を与えていたということも理解することができた。


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