1000日チャレンジ 711日目 長野県立美術館「NAMコレクション2023 第Ⅰ期」展
ゴールまで289日
★BMI:24.5
◎先日、長野県立美術館で開催中の「NAMコレクション2023 第Ⅰ期」展を観てきたので記録しておきたい。
【会期】2023年3月16日(木)~ 2023年5月16日(火)
【会場】長野県立美術館
【主催】長野県、長野県立美術館
(以下、オフィシャルサイトより引用)
「菱田春草、荻原碌山ら信州出身の作家たちや、信州の風景が描かれた作品を中心に形成された、長野県立美術館のコレクション。1年をかけて、洋画、日本画、工芸等あらゆるジャンルの収蔵品を展示します。
NAMコレクション2023 第Ⅰ期では冬から春への移り変わりにあわせて、美しい信州の春を描いた絵画をはじめ春をテーマにした作品群が並びます。また特集展示として、企画展「発見された日本の風景」(2月11日~ 4月9日)にあわせて収蔵品から優作をご紹介。明治〜昭和期に活躍した丸山晩霞の水彩画のほか、近代登山の普及に伴って描かれた山岳画などをご覧いただけます。信州に根付く芸術の魅力を味わってください。」
★吉田博《剣山の朝》(1926年)
◎企画展の方では、吉田博の水彩の作品がいくつか展示されていたが、こちらは有名な山岳をテーマにした木版画の作品。吉田博の代表作の一つだろう。手前にテントがあり、その奥の剣山に朝陽が当たりはじめ茜色に染まっていく瞬間をとらえた場面。剣山の山肌の色彩のグラデーションが素晴らしい。大好きな作品。
*長野県立美術館;1966年に長野県信濃美術館として開館。開館以来50数年を経て全面改築される事となり、2021年に長野県立美術館としてリニューアルオープンした。本館には、信州の風景画や長野県にゆかりのある作家、池田満寿夫・安井曾太郎・奥村土牛・荻原碌山・草間彌生・中島千波などの作品を収蔵・公開しており、企画展も年数回開催。
本館の設計は設計者選定プロポーザルで選ばれた、宮崎浩/プランツアソシエイツが担当。無料では入れる屋上広場「風テラス」と中庭に「水辺テラス」。カフェもある屋上広場や2階のレストランからは、「ランドスケープ・ミュージアム」として善光寺や北信州の山並みが見られる。(ページトップの画像は屋上広場から、善光寺方面を今回撮影したパノラマ写真)
※日本建築学会web siteより(2022年日本建築学会賞(作品)紹介ページリンク)https://www.aij.or.jp/jpn/design/2022/data/2_2award_003.pdf