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1000日チャレンジ 466日目 『ArtQuake: The Most Disruptive Works in Modern Art』(9)「COMPOSITION WITH LARGE RED PLANE, YELLOW, BLACK, GREY AND BLUE」(Piet Mondrian)

ゴールまで534日

★BMI:24.3

Susie Hodge著/Frances Lincoln(2022年)『ArtQuake: The Most Disruptive Works in Modern Art』(電子書籍版)

(9)「COMPOSITION WITH LARGE RED PLANE, YELLOW, BLACK, GREY AND BLUE」(Piet Mondrian);19-20世紀オランダの画家、Piet Mondrianが1921年に描いた作品。(ハーグ市立美術館蔵)

COMPOSITION WITH LARGE RED PLANE, YELLOW, BLACK, GREY AND BLUE(ハーグ市立美術館蔵)

austerity;簡素、massive;大規模、underlying;根底にある、elusive;とらえどころのない、revealing;明らかにする
Theosophy;神智学:間に神秘的な霊智があり、これによって直接に神を見うると説く一種の神学。特に、一八七五年にアメリカで設立された神智学協会の立場をいう。(精選版 日本国語大辞典より引用)

◎ピエト・モンドリアンは20世紀前半の絵画の概念や見方を劇的に変えた人物。その、均整の取れた簡潔な抽象画は、モダンアート、近代建築、デザインの方向性を決定づけることになった。非対称なブロックで構成されるこの絵には、様々な色と大きさのブロックがあり、強弱のリズムを作っている。簡略化されて、最も基本的な要素だけであらわされる絵画は、宇宙の神秘的なエネルギーを表すのによいと考え、神智学の影響も指摘されている。

◎現代でもそのまま通用するデザインと単純に思っていたが、キュビズムなど変遷があってたどり着いた表現であることやスピリチュアルな背景もあるということがわかり少々も驚いた。

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