1000日チャレンジ 661日目 ポーラ美術館「部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで」④ベルト・モリゾ
ゴールまで339日
★BMI:24.6
◎先日、箱根のポーラ美術館で開催中の「部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで」展を観覧したので、記録の残しておきたい。
会期:2023年1月28日(土)~ 2023年7月2日(日)
会場:ポーラ美術館 展示室1, 3
主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
出品作家:ベルト・モリゾ、ヴィルヘルム・ハマスホイ、ピエール・ボナール、エドゥアール・ヴュイヤール、アンリ・マティス、草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンス、髙田安規子・政子、佐藤翠+守山友一朗
(以下、美術館公式siteから引用)
「パンデミック以降、私たちの生活様式は大きく変化しました。移動が制限された状況で誰もが多くの時間を過ごしたのが、「部屋」という空間です。安心をもたらす室内での生活は、外の世界からの隔絶がゆえに閉塞感と隣り合わせのものでした。他方、閉じられた空間で紡がれた親しい人たちやかけがえのないものとの関係は、日常を生き抜くためだけではなく、変化の乏しい生活に彩りを添えるのに、欠かせないものであったと言えるでしょう。
本展覧会では、19世紀から現代に至るまでの、部屋にまつわる表現に特徴のある作家を取り上げ、この小さな世界のなかで織りなされる親密な記憶や夢想のありようを、あらためて見つめ直します。個性にあふれた作家たちによる多彩な室内の表現は、ステイホームの経験を通じて静かに変容した私たちの心のなかで、新たな像を結び始めるでしょう。」
◎ベルト・モリゾ;Berthe Morisot、1841年1月14日 - 1895年3月2日;フランス出身の印象派の画家。マネが義兄でモデルをつとめていたたことでも有名。
◎ベルト・モリゾ「ベランダにて」
★サンルームのようなところで、一人で花をいけているのか少女が机に向かっている。少女は画家の娘。画面奥から陽光が射しこみ、画面全体をやわらかい陽の光が包んでいる。画家の少女に対する優しいまなざしがあふれた作品。机に置かれた水差しの透明な水色がアクセントになっている。
◎ベルト・モリゾ「テラスにて」
★第3回印象派展に出展し批評家たちに良い評価を受けた作品とのこと。フランス北部のやや冷たい空気感がでている。近景、中景、遠景が積み重なる構図は浮世絵の影響なのか。淡い太陽の光がとても心地よい。
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