1000日チャレンジ 383日目 美術で英語を学ぶ『Great Paintings Explained』(Christopher P Jones)(9)"The Parthenon"(Frederic Edwin Church)
ゴールまで617日
★BMI:24.1
★『Great Paintings Explained: Learn to read paintings through some of art's most famous works (Looking at Art)』(Christopher P Jones著;Thinksheet;2021)を読んで英語と美術のお勉強をしていく。この本は、美術史家であり小説家でもあるChristopher P Jonesさんの美術の見方入門的なシリーズの第2弾。先日まで読んでいた『How to Read Paintings』の続編で、コンセプトは同様。こちらも未だ日本語翻訳版はでていない。1枚の絵を題材として何を読み解いていくのか?どう説明するのか?というテーマで15枚の名画について記されている。今度も1日1枚のペースで英文を読みながら、名画の鑑賞も楽しんでいきたい。著作権に配慮しつつ、勉強のメモを残していく。
(9)『パルテノン神殿』;19世紀アメリカの画家 フレデリック・エドウィン・チャーチ(Frederic Edwin Church、1826 - 1900)が1871年に描いた作品。
Frederic Edwin Churchは米国を代表する画家の一人。彼は彼の家族とともにヨーロパと中東への大きな旅行をしていて、その途中でギリシアにも立ち寄りう、実際にパルテノン神殿をスケッチした。絵の全景が影になっている構図は、神殿をより光り輝かすことに成功しているとChristopher P Jonesは指摘する。古代ギリシアの文化や芸術を評価する人たちにとって、このような絵を残すことにも意義があったのだろう。ヨーロッパの貴族たちが、グランドツアーと称して古代の遺跡を旅したように、米国の人々にもこのような絵画は重要であったと記載している。ちなみに画家の署名は、遺跡の石の上に刻まれているように描かれている。
全く知らない画家だった。写実的で、まるで写真を見ているかような印象。歴史の浅いアメリカに人たちにとっては、こういう古代遺跡は憧れの存在でもあったのだろう。
★extensive;広範囲、diagonally;斜めに、clamber;よじ登る、splendour;輝き、reverence;畏敬の念、inimitable;まねできない、archeology;考古学、implication;言外の意味、暗示、etch;刻み込む