【修論ノオト02】10月18日

2024年10月18日（金）
　目覚めは悪くなかった。9時半に宅配便が来て、実家からの米と食料が届き、その後ヘルパーがやってきた。洗濯などの家事を任せている間、なんとなく沈んだ気分を慰めていた。洗濯、シンクの掃除、風呂場の掃除、洗面台の掃除、台所の掃除機かけをやってもらった。いつものことだが、風呂掃除の後は蛇口がきちんと絞められず水が漏れている。
　ヘルパーが帰ったあと、母親に電話をかけた。下宿を引き払う予定について話した。11月末までに引っ越す予定だと伝え、夫に手伝ってもらう関係上、ふたりで話して委細を報告すると言った。婚姻届を出す時期についても話した。母親の意見としては修士論文を書き終えてからでよいだろう、とのことだった。半ば同意だが、税金のことを考えると12月中に届けを出してしまいたかった気もする。
　昼食後、3時まで少しだけ眠った。それから生駒市の社会福祉協議会まで出向いた。就労していない人向けの相談サービスを利用するためだった。現状を話して、キャリアカウンセラー、心理士、ファイナンシャルプランナーとの面談の日程を決めた。
　それから天満橋の「婦人」科へ向かった。生駒駅で観光客に話しかけられて「次の電車は難波と日本橋に止まるよ」と拙い英語で教えた。上本町で下車する前にも「次が日本橋だよ、よい旅を」と声をかけてから降りた。
　天満橋の「婦人」科で無事に診断書を受け取れた。前の病院から紹介されたこと、初診日、月経治療のために黄体ホルモン剤を処方していることが書いてあった。近くにプライドセンターがあるので寄ってきた。最近の愚痴を聞いてもらった。CHILL OUTをもらった。
　谷町線で天王寺に向かい、ジェンダークリニックに行った。そこでも診断書を受け取った。「婦人」科の分とあわせて8500円ほど。Mastodonでいくらか支援をいただいていたので、なんとかなった。夫が夕食を済ませて帰ってくるらしいので僕も外食しようかと思ったがもったいない気がして、その代わりに書店に寄って、宇能鴻一郎の『姫君を喰う話』を買った。ぼちぼちそれを読みながら帰った。
　帰宅してCHILL OUTを飲んだら、なんだか変な気分になってしまって、ずっとひとりごとを言っていた。オウムやヨウムが喋る言葉のような感じだ。二度とヘンプシードやその類の入っているものは口にしてはいけない、と言われた。僕もやめたほうがいいと思った。
　今日は特に修論の進捗はなし。明日は頑張る。