ポータブルな、iPad用のワークボードとは?
今回は前置きが長くなりますが、お付き合いください。
さて、タブレットの使い方は、大きく3つに分けられます。
1. メディアプレーヤーとして。
2. 文書作成用の端末として。(ビジネスユース/クリエイティブユース)
3. コミュニケーションツールとして。
それぞれの3分類が、パッシブ型とアクティブ型のアプリケーションソフト(App)に分けられます。
上記の分類で見ると、
「1.」のメディアタイプのコンテンツは、動画や音楽とメディアで、動画系16種、音楽系9種、ラジオ系1種があります。
--ムービー動画配信アプリ--(パッシブ型)
1. Hulu
2. TSUTAYA TV / geoTV
3. iTunes
4. YouTube
5. Netflix
6. Amazon Prime Video
7. U-NEXT
8. dTV
9. ニコニコ動画
10. GYAO
11. WOWOW
12. DMM
13. Abema
14. FOD
15. BANDAI CHANNEL
16. DAZN
--音楽配信アプリ--(パッシブ型)
1. AWA
2. GooglePlayMusic
3. AmazonMusic
4. YouTubeMusic
5. Spotify
6. JazzRADIO
7. dヒッツ
8. AppleMusic
9. HMVmusic
--ラジオ配信アプリ--(パッシブ型)
1. radiko
「2.」ビジネスユース・クリエイティブユースの代表的なアプリは、描画スケッチ系11種、画像修正・加工系4種、ビジネス文書系は3分類があります。
--クリエイティブアプリ1 --(アクティブ型)
《描画スケッチ》
1. Adobe: Illustrator Draw
2. Adobe: Fresco
3. Adobe: Photoshop Sketch
4. Artstudio Pro: Draw Paint Edit
5. Autodesk: SketchBook
6. Procreate
7. MediBang Paint
8. ibis Paint
9. CLIP STUDIO PAINT
10. pixiv Sketch
11. Tayasui Sketches Pro
--クリエイティブアプリ2 --(アクティブ型)
《画像修正・加工》
1. Adobe: Photoshop Lightroomモバイル版
2. Adobe: Photoshop Mix
3. Adobe: Photoshop Fix
4. Adobe: Photoshop Express
--ビジネス用アプリ--(アクティブ型)
1. Microsoft: Word《文書》
1. Microsoft: Excel《表計算》
1. Microsoft: PowerPoint《プレゼン》
「3.」ウェビナー(ウェブセミナーの略)アプリは、ビデオ通話(相互多人数タイプ)7種あります。
--ウェビナーアプリ--(アクティブ型)
《ビデオ通話》
1. skype
2. Messenger(Facebook)
3. Google Duo
4. HangOut
5. Google Meet
6. ZOOM
7. Microsoft Teams
大別してパッシブ(受動)型とアクティブ(能動)型の用途に分けられ、3系統のサービスアプリの数をみてもパッシブ型のサービスが多い状況です。
パッシブ型のサービスは、動画・音楽・ラジオと、いわゆる鑑賞・視聴系のコンテンツが多数あります。
アクティブ型サービスは、クリエイティブ系のスケッチ描画や画像加工ソフトが多く、ビジネス文書のワープロ・表計算・プレゼンの3点セットもあります。テレワークが注目される中、ウェビナーAppも7種がリリースされています。(ゲームやSNS系Appについては分類から除外。)
iPadは、パッシブユースとアクティブユースの2つの用途がある。
前置きが長くなりましたが、上記のアプリケーションを使う時、人がiPadをどんな姿勢で使うかに着目すると…
パッシブ型は、手元から端末を離して(離れて)視聴や聴視をし、姿勢はリラックスした自由な体制になります。
アクティブ型は、端末を手元で操作や入力を頻繁に行い、スケッチや画像、ビジネス書類を制作したり、ビデオ通話では、端末に正対して積極的なビデオ会話を行い、端末を積極的に操作する姿勢になります。
つまり、iPadはAppのサービス用途によって、人と端末の姿勢が変化する特徴があるデバイスだといえます。
また、iPadは軽量で簡易に操作ができるので、屋内でも屋外でも自由に場所を移しながら使うことが容易で、ノートPCよりも携行性が高い特長を持っています。
ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって、ユーザーの姿勢が変化することに対応することがiPadをより使いやすくすることにつながります。
ワークボードを企画する要件は?
1. 携行性
2. パッシブユース・アクティブユースへの対応
2つの要件を網羅して特長に盛り込み、様々な姿勢や場所でiPadの使い勝手が良くなるよう改良を加えます。
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