ADHDの特性と治療の必要性

こんにちは。さみや綾です。

今回から、発達障害について色々とわたしなりに思うことを本格的に綴っていこうと思います。

今回のテーマはこれだ!

\ADHDの特性~わたしの場合/

ADHDはざっくり一言で言うと「人より不注意的であり、衝動的である(またはどちらか一方)」という発達障害の一種ですが、そう言われてもわからねえよ、って話ですよね。

診断がついて以来、また発達心理学をかじっていて「思えばこんな自分の特性はADHDから来ているのではないか?」と考えるようになった部分がいくつかあるので、今回はカウンセリングへの準備も兼ねて自分の特性を紹介していきたいと思います。

ADHDの当事者の方や家族の方、疑いを持っている方の参考になれば幸いです。

1.忘れ物が多い

ADHDの方には多いと思います。わたしの場合小学校に上がった頃からそうでした。
提出物や教科書、ノートなど、3日に1回は何かしらを家に忘れたり、学校に忘れてきたりしていました。結果的に忘れ物を防ぐため荷物が多くなりがちでした。荷物が大学に入った現在も続いています……。

2.提出物・やることの管理ができない
期限ややることが頭に入っていません。スパッと忘れてしまいます。なので、当日の朝に親に書いてもらうプリントの存在に気がついたり、完全に締め切りを逃して先生から注意されたりしていました。
大学では書類提出が遅れたりやることができていなかったりして、大学の色んな課から催促メールをすでに4通ほど受け取っています……。

3.やるべき物事を先延ばしにする
また、仮に提出物の存在ややるべきことを理解していても「やらなきゃ」よりも「締め切りは長いしあとでいいや」という思いが先行して先延ばしにしてしまいます。その結果2のように期限を忘れてしまい、提出物が期限通りに出せないということになります。

4.整理整頓ができない
たぶんこれは3と関連があるのですが、プリントの整理整頓を後回しにした結果、リュックの中をプリントの山にすることが小学生の頃から現在まで続いています。そして、プリントを山にした結果、何から手をつけていけばいいのか全くわからなくなるのです。
これは部屋の片付けにも同じことが言えます。出したものの収納を後回しにした結果、部屋が汚れていくのです。そして、何から手をつけて片付ければいいかわからないのです。わたしは物心がついたときから部屋が汚いですし、部屋を片付けてもすぐに汚れていきます。
現在は家族に特性をお話したので、整理整頓については家族の協力を得ています。(今度詳しく書きます)

5.思ったことをすぐに言う
衝動性が強い結果でしょう。これで人間関係に多大な影響を及ぼしました。一言で言うとクラスから孤立したのです。

6.衝動買いが多い
ストレスですぐ買い物に走り、衝動的にいらないもの急を要さないものをたくさん買ってしまいます……

さてここまでわたしの場合を6つ紹介してきましたが、発達障害を持たない皆さんや、特性に悩む方は、「甘えだ」、「怠けだ」と思う方もいらっしゃるでしょう。わたしも、わたしの家族もそうでした。

しかし、発達障害は脳の構造の問題だ、ということが少しずつわかってきています(不明な点もたくさんありますが)。

「自分は発達障害なのでは?」と思う方や周りの「発達障害なのでは?」と思う方には積極的に検査を受けて、また勧めてほしいです。

なぜなら、発達障害は2次障害(うつなど)を防ぐため早期介入が大切で、かつ薬で不注意や衝動性を減らしたり、周囲の配慮や支援、カウンセリングでの自己理解、自分での工夫(ライフハックとも呼ばれます)で楽になるからです。

わたしも薬を服用することで先伸ばし癖が減り、また自分の特性を理解することで工夫もできるようになってきました。(ライフハックについても今度詳しく書きます)

不注意・衝動性で悩んでいた頃より文化的な生活を送れていますし、生きやすくなったと感じています。

まとめ!

・ADHDには様々な特性がある
・決して怠けではなく脳の構造の問題
・投薬や周囲の支援で楽になる

次回は対策、ライフハックのお話をしたいです(予定)

最後まで読んでくださってありがとうございます。
ではまた。さみや綾でした。



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