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【ワーママMBA】経営戦略~変えられないものを理解する~

私は現在フルタイムで働きながら、グロービスでビジネス科目を学んでいます。今日は経営戦略論で学んだこととそこから私が感じたことを書きます。


経営戦略とは?

経営戦略をグロービスでは”企業あるいは事業の目的を達成するために、持続的な競争優位を確立すべく構造化されたアクションプラン”と定義しています。私は勝ち続ける(儲け続ける)ために、やることとやらないことを決めることと解釈しています。

経営戦略の立て方とは?

経営戦略を立てるというと、どのように利益を確保するかといったHOWを考えてしまいがちですが、経営戦略を考え上ではまず外部環境がどのようになっているかをとらえ、自社の経営課題を分析したうえで立案することが大切とされています。なぜなら業界ごとに、その業界で勝つ上でのメカニズムがあるからです。例えば、製造業においては工場を抱えて製品を生産する必要があるため、どうしても工場を建てるための費用が掛かります。それらを回収するためには一定程度の生産量を確保する必要があります。一般的な製造業においてはどうしてもある程度の規模を確保する=一定程度の量を売り上げることが必要になるのです。この変えられない条件部分をとらえるために外部環境分析が必要になるのです。


ferret oneより引用

これをワーママに当てはめると?

これをワーママに当てはめるとどのようになるでしょうか?ワーママとしてどうしても変えられない部分は働く時間だと私は思います。どれだけ時短家電を使っても生産的に働いても、他の人と比べてどうしても働く時間は短くなってしまいます。子供がいなかった時と同じように残業をして、成果を上げるという戦略はもう通用しないのに、同じようなやり方をしていたら子供がいなかった時のように成果を上げることはできません。

このような変えられない部分がある中で成果を上げていくにはやはり仕事のやり方を変えるしかないと思います。仕事の目的を考えて、その目的に関係のないことは切り捨てる、きちんと時間管理をする、集中して行う、そういうことの積み重ねで短い時間で成果を上げるということが達成できるのだと思います。

振り返りや効率化ツールを使用しながら地道に行っています。

また突然の休みはどうしても起きるのだということを織り込んで仕事をすることも大切だと思います。毎日100%の力と時間を出し切って仕事をしていたら、休んだ時にすべて総崩れになります。そうならないように80%くらいの力で成果を出せるように日ごろから仕事をしておく意識も大切です。

ここまで少し制約というマイナス面をどうカバーするかという話をしましたが、ワーママになったからこその強みもあると思います。私は子供が生まれてから想定外への対応がうまくなったなと思います。子供といるとどうしても想定外のことが起きるからです。そのように対応していったことを言語化して体系化すればそれを他の人にも伝えられ、チームの人からも感謝されると思います。

変えられない部分を理解し、やることとやらないことを決めて自分の強みを活かして仕事をする。すごく当たり前ですが、仕事に特効薬はないと思うので、地道に今日も頑張っていきたいと思います。

グロービスの経営戦略は以下の本で学ぶこともできます。

私が生産性について一番ためになったのは以下の本です。