スカウティングで意識していること
このブログは将来、サッカーのスカウトマンを目指す主が「日常にあった出来事」や「自分なりの考え方」や「学んだこと」を発信していくものです。
テーマは、「外部コーチの仕事内容」
結構空きましたね。
お久しぶりです。
新年度が始まって約10日経ちましたが、皆さんどうお過ごしでしょうか?
私は、一昨日までが学校の春休みだったので、それまでは忙しくしておりました。
毎日、試合や練習などがあり、とても充実した日々でした。
そして、春休みも明け、少し時間に余裕ができたので、ブログを再開したいと思います。
久しぶりに何書こうかな〜とか思っている中で、ふと思いました。
この仕事のことを書こうと。
【外部コーチの仕事】
私自身はまだまだ新米で何か任されているということはありません。
主に、試合や練習に帯同して選手の様子を見たり、自分ができるアドバイスを行うことです。
私が練習を持つことは少なく、選手とのコミュニケーションや信頼獲得に努めます。
また、練習がない日や、コーチの人数が足りている時は、スカウティングを行います。
今日はスカウティングについて書きたいと思います。
スカウティングは大きく分けて2種類あります。
1つ目は、現中3の試合を見て、来年自チームに欲しい選手を探しにいくことです。
2つ目は、次に戦うチーム(高校生)の試合を見に行くことです。
対象は違うとはいえ、試合の見る所は基本的に同じです。
特徴的な選手は誰か?チームのコンセプトは?弱点はどこなのか?
主にこういった所です。
でも、私が意識している所は別にあります。
それは、試合の見方です。
【見方で選手の印象が変わる】
中学生の試合を見る時は、比較的ポジティブに見るようにしています。
具体例を出します。
ある選手がパスミスしたとしましょう。
でも、それはマイナスなミスと捉えません。
例えば、パサーが受けてに対して、さらに上の要求をしていたかもしれません。
パスを出す前に相手との駆け引きがあり、ギリギリの所でパスの出し所を変更したかもしれません。
と言うように、ミスにもいろんな可能性があります。
中学生なので、まだまだミスもあります。
だからこそ、広くその子の可能性が閉じないように見ることを心がけています。
一方で、相手チームのスカウティングをする時は、比較的ネガティブな見方をします。
言い方を変えると、ちょっと相手を下に見ます。
なぜなら、相手に対して強いや上手いなどの印象を持ちすぎて試合を見ると、相手の良いところばかりが見えて弱点が見えづらくなってしまいます。
自分たちが試合で勝つために相手を分析するのですから、無理に相手を上げる必要はありません。
そして、そういう見方をしていると意外にも相手の弱点が見えてきたりします。
普段と違う視点なので気づきが多いのです。
サッカー指導者の方はぜひ一度見方を変えてみてください!
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