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好きな言葉についてちゃんと考えてみる。


あなたには、好きな言葉はあるだろうか。


私は、今の今までなかった。だが、コピーや言葉に触れる中で、「一つあった方がいいんじゃないか」と思い、考えるきっかけとなった。

漫画のキャラクターズブックにも、必ず脇役にまで「好きな言葉」が存在する。好きな言葉は人の体を示す。キャラクターの好きな言葉一覧を見て、「あ、なるほどな」と納得できることが多い。


私の好きな言葉とは何か?自分が大切にしている考えは何か?よく考えるようになった。

ただ、好きな言葉でありきたりな言葉は嫌だなと思う。挑戦することが好きだが「攻撃は最大の防御」とか「虎穴に入らずんば虎子を得ず」とかちょっと短絡的に思いつきやすい。そして言葉の響きとかもかっこいいものがいい。ただ馴染みのない言葉は好きになる要素がない・・・


その中で、最初に聞いた時から頭に残り続けている言葉があった。



「百聞は一見に如かず」


である。

まず、私は固定観念ということが嫌いだった。物事を一つの側面でしか捉えられなくなっている自分が出てくると嫌気が差してくる。できるだけ多面的に物事を捉えようとするのだ。


この「百聞は一見に如かず」という言葉は、「あれこれ取り入れる前にまずやってみよ」という解釈をしている。あることを100回見聞きするより1回自分の目で確かめる方がいい。事実そうだと思う。ある人の噂を聞くより実際にあった方がいい。100回映画のレビューを見るより1回鑑賞した方がいい。

「やってみなくちゃわからない」。迷う理由がお金ならやめた方がいい、というフレーズは誰しも最近よく見るだろう。



人の意見に振り回されず、自分の目、自分の物差しを作り、ひたすら考える。考えて、実際に確かめてみる。

人生とはその繰り返しかもしれない。


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