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R4年度 関東大会県予選 決勝を終えて

本日で茨城県の関東大会予選が終了した。
結果は茗溪学園があぶなげなく勝利し優勝を決める結果となった🏆
点差は76-0 

この点差をみて他県の方々は、『茗溪1強』と思うだろう。
点差に今の茨城県の高校ラグビーの状況がみてとれる。
そちらの方もあとでnoteに書けたらと思います。

さて、今試合を私なりに振り返ってみたいと思います。
今年度も、茨城県代表の監督をさせていただく上で、茨城県のトップチームの状況を把握することは必須。
自チームのゲーム並みに通年観ているかもしれない。。。w

まずは、注目は決勝カードから。
決勝は
茗溪学園vs清真学園
このカードをみて、『清真学園✊』と思った方々も多いでしょう。

久しぶりの決勝での顔合わせ

ここ数年の清真学園は、部員減少にも悩みながらも県内では打倒茗溪とチャレンジし続けていました。
ただ、茗溪学園も毎年良い選手が県外からも入り地力の差があったのは間違いない。

そこに中高一貫の日立第一が上位進出して、毎年2位争いは清真学園と争っていました。
鹿島という、サッカーの街にある地として、リクルートや様々な課題があったと思います。
しかし、地元クラブ(スクール)から清真学園の魅力に多数の子どもたちが入部し、昨年から部員が増え、経験者も多数入部する流れとなった。

素晴らしいOBやスタッフの力もあり、今大会ライバルの日立一を破り決勝に進んできたのだ。

準決勝の日立一戦

毎年花園を争う良きライバルであった清真学園。
点差は0-76ではあるが、清真学園としては大きな一歩であるのは間違いないだろう。

さて、決勝戦の内容に。
両校とも展開ラグビーを持ち味にする。
茗溪学園のスピードをいかに抑えられるかがキーとなっていた。
今試合は、清真学園としてどこにFOCUSしてゲーム運びをしていくのかを注目していた。
私はDFとブレイクダウンとは思っていた。

開始早々にグランドを大きく展開をし仕掛ける茗溪に早い出足で前へ出る清真。
好タックルの連発で茗溪に圧力をかける。
しかし、ゲームプランを多数準備している茗溪。
エリアマネジメントがしっかりとし、コンテストキックを多用し、清真にプレッシャーをかけていきます。
BOXキックを多用してきた茗溪。
SHの選手も、少しづつ精度が高いキックを見せてくれた。
ここで気になった場面。
清真はBOXキックを蹴られた時に、BKの選手が、キャッチをする際に、戻りながらサポートに行く選手が『エスコート』ができでいなかった。
戻る選手も、ボールの落下地点にいきながら、追いかける選手が簡単にタックルにいけないようにするテクニックだ。
これがしっかりとできないと、まともにタックルを入られ、カウンターラックをされてしまう。
実際そこからリズムが崩されターンオーパーもあった。

チーム作りをする上、そしてチャレンジする側としてはこういう小さな準備は秋に向けて大切になるだろうと感じた。

安定したボール提供のためにはスクラムは両チームとしては大事

このレベルになったら、速いボールリサイクルをどのようにして抑えていくか?
茗溪学園としてもブレイクダウンはかなり重要なポイントである。
アタックも複数のオプションを準備してボールリサイクル。
新チームになり、茗溪学園も経験値がこれからのチーム。
関東大会に向けて修正する部分は多数あるだろう。
それでも茗溪学園の力は県内では抜けており、この決勝で互角に戦えるだけのチームは、茗溪、茨城にとっても必要であろうと感じている。

関東大会も注目していきたいと思う。

#茨城県
#茗溪学園
#清真学園
#関東大会

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