見出し画像

変な味のガムは買うな


皆さんは
ガム
食べてますか?

何でも美味しいだけじゃなく健康上のメリットもあるらしく……

・唾液の分泌促進
・↑による口腔状態のケア
・思考力の向上

などなど
様々な恩恵を得られるみたいです。

至れり尽くせりですね。最高じゃないですかやだー!




この世には買ってはいけないガムというのも存在します。

それは

「珍しいフレーバーのガム」


「やめとけやめとけ」


コイツだけはダメです。

でも皆さん「変な味の商品」というもの自体は様々なジャンルの製品、奇抜なフレーバーで体験したことあるんじゃないでしょうか?


こういうのとか


こういうの


↑で紹介したような製品で冒険するのとガムのフレーバーで冒険するのとでは違う点がありまして

それが
「失敗したときのダメージ」

具体例をご紹介します。

今回わたくしと死闘を繰り広げたのは~~~~~


ロッテ クランキーガム

コイツだ!!!!!!!!!!

辛かったポイントを順番に説明しますね

1.チョコの再現度の高さ


ちょっと待って!

「再現度が高い」ってことは良いことなんじゃないの?
そう思われた方、たくさんいると思います。

確かに我々消費者は
フレーバー名を見て味を想像し、商品を購入する
この流れで購買を行う以上「フレーバー通り」の再現度であればあるほどハズレを引いてしまう確率は下がるハズです。

しかしこの商品
「チョコレート」を再現した「ガム」なんですね。
察しのいい方ならお気付きでしょう。

そもそもチョコレートとガムは聞くところによるとそもそも併せて食べるものではなく、一緒に食べるとチョコの成分でガムが溶けるだなんて話があるほどです。

そんな相性最悪のふたりが高い再現度で口内に広がる様は一種のパラドックス

加えて
地味にクランキーのザクザク感のポイントでもあるパフまで入っているんですね。

もはやこれはクランキー風味とかそういうレベルじゃない、言うなればロッテの商品開発部のパワーにより成立してしまった「ガム型のクランキー」

マンガや映画でよくマッドサイエンティストがその力量と情熱から明らかに産まれてはいけないモンスターを作っちゃってますが本質的にはコイツもそうです。

2.ガム故の格闘と選択

これが中々キツかった。

具体的には先で挙げた一平ちゃんやガリガリ君と異なるガム故のキツさで、「噛み続けて味を楽しむ」という味わい方にあります。

タイトルの「変な味のガムを買うな」の理由にもなるのですが
そもそもガムというものは口の中で嚙み続けてなるべく長く味わうモノ、飲み込んだりもしないわけです。

そうです。
飲み込めないんです。

ハズレの味を引いたが最後あなたに迫る選択肢が二つ
A「味がなくなるまで噛み続ける」
B「大して味わうこともなく捨てる」

これが究極の選択でして……
最悪飲み込んでしまえば栄養になるものでもないので逃げ場がないわけですね。

それにガムだってモノにもよりますが一粒10円ぐらいはします、決して安くはありません

お金を取るか、精神衛生をとるか……

これ以上こんな究極の選択に苦しむ人が出ないことを祈ります。

3.ガムとして


ここまで散々「ガムである」ことから来る辛さポイントを挙げてきましたがぶっちゃけガムとしての完成度は低いです。

ちょ待てよ

「ガムであることがフレーバーとのミスマッチって話してたけどそのガムとしてのクオリティも低いってどういうこと?」

これが実は先ほどの再現度の話にも繋がるのですが……

このガム、実は嚙み続けるのも難しい理由があるんですね。
味じゃないです。

なんと

「嚙んでいる途中にボロボロ崩れてくる」
んです。


ガムとしての役割を放棄しかけています。致命的です。

デジャヴ

原因は「パフ」

クランキーのザクザク感を再現するためのパフがここで足を引っ張ってしまったわけです。

こうなるともうチョコというより「クランキー」味であることがガムとしての欠陥になってしまっている大変レベルの高いミスマッチといえるのではないでしょうか。


さいごに

ここまでクランキーガムを味がしなくなるまでこき下ろしてきたわけですが、決してマズいと断言できるほどではないです。

ぶっちゃけ最初の一口目二口目はその再現度の高さに感動したレベルです。(クランキーチョコの食べ比べを送ってくれた視聴者兄貴ありがとう!!)
100円強で9枚入りなので勇気のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

「ロッテの案件、待ってるぜ!」

いいなと思ったら応援しよう!