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冬の中山道ひとり旅②福島宿~上の段・関所資料館~

前回はこちら↓


🕐️11:50木曽福島駅周辺散策

木曽福島駅は宿場町の駅といった雰囲気がありつつ、駅前は昭和な感じです。

駅前
水車と福島宿分岐地点
シンプルな案内図

宿場の建物が残るエリアに行きがてら駅近くも散策していきます。

市街地を見下ろす

地図では分からなかったけど、駅から市街地や木曽川は高低差があってとりあえず階段を降りていきます。

降りたくなる階段
みのや旅館

階段を降りて木曽川へ向かいます。

木曽川

水量はそれほど多くありませんが、川幅もあるしけっこう流れが速いなと思いました。
川の両側に街があり、どちらにも民家があります。
(大火の際には川を越えて火が燃え移り両側とも大規模に消失したそうです)

ベンチ

雪がちらついてくるとまた雰囲気が変わります。

地方の小さな街の人々の生活が感じられる雰囲気が好きです。

🕐️12:20くるまや本店

少し冷えてきたのできたので、暖を取りお腹を満たすために蕎麦屋にはいります。江戸時代から続く老舗の蕎麦屋で人気店らしいのですが、ちょうどよい時間に行ったようで待たずに入れました。

外観
地鶏蕎麦1380円

カウンター席もありおひとりさまでも入りやすいのが嬉しいところでした。
地鶏蕎麦を注文。シンプルですが温まるおいしいお蕎麦でした。

🕐️13:00旧中山道福島宿上の段地区

お昼を食べた後は、中山道福島宿の建物が残るエリアに行きます。
蕎麦屋からは徒歩5分くらいの近いところにあります。

実は福島宿は昭和2年の大火で街の大部分が焼失していて、当時の建物が残るエリアはこの上の段地区のみとなります。
恐らく火事がなければ奈良井宿のように当時のままに人々の生活があったのだろうなと思うと少し残念ではありますが、その代わり昭和な雰囲気が残っている側面もあるので悪いことでは無いのかもしれません。

木曽川と足湯

宿にも近いので、また夜に来ることにします。

🕐️13:20菓子蔵 喜しろう

一旦宿に寄り荷物を預けてさらに散策していきます。
まずは目に入った和菓子屋へ。
木曽福島は和菓子屋が8箇所もある和菓子豊作エリアなのも今回の収穫でした。

少し変わった和菓子があっていくつか購入。
宿で食べるか、お土産にします。

「木曾福島 和菓子」の検索結果

だいたい街に2.3か所あればいいなくらいの和菓子屋がこれだけあるのは
珍しいと思うので、ぜひ木曾福島は和菓子屋をアピールしてほしいです。

🕐️13:30福島関所資料館

旧中山道をさらに進み、福島関所資料館に向かいます。
少し高台にあるので階段を上っていきます。

少し雪が積もり始めました。

福島関所資料館・山村代官屋敷共通550円

貸切状態での見学。
福島関所は四大関所の一つでかなりの要所だったそう。
出女取り締まりは猿ヶ京関所資料館で詳しく知りましたが、こちらでも同様に女性が一人旅で自由に動けることに感謝しました。

ジオラマはかなり見ごたえあります。

🕐️14:00高瀬家資料館

関所資料館横浜の高瀬家資料館へ。

入館料200円

民間の資料館で、高瀬家の方が案内・説明してくれます。

島崎藤村の姉の嫁ぎ先で、小説のモデルにもなっているという高瀬家に残る歴史資料や小説の裏話など聞かせてもらいとても興味深いところでした。

こちらは昭和2年の大火で焼失し、その後建てられたそうで当時珍しいコンクリート製だそう。

🕐️14:30しんまち関所湧水

権現水

木曽はお水が綺麗なところらしく、街中で湧き水がいただけるようになっているところがちらほらあります。

しんまち関所湧水

しんまち関所湧水は地元の人が管理しているようで、水質検査もされているそのまま飲めるお水でした。
空いているペットボトルに入れて持ち帰らせてもらいました。

雪が止み少し明るくなってきました。
不思議と雪が降っている時の方が暖かく晴れた方が寒く感じます。

写真


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