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荷と運命よ

どんな荷を背負ったか
忘れてしまう
下ろしたことすらも
忘れてしまう

次から次へと荷物、荷物
運んだのか運ばないのか
忘れてしまう
ただ荷があった

与えられた役割だけに
飽きたらず
様々なことに挑戦して
荷を背負って来たが
こうして年を経ると

かみが最初にわたしに与えた荷物だけが
背負うべき
背負い続けるべきものだったのだ
ああ、他の荷物を背負う余力など
いまこのわたしには残されてはいない

背負い続ける
運命

荷を捨てて行く
運命

歩いて行く
運命