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常習的

常習的に詩を書くおれは
飲み屋ではくだを巻かない
紙を丸めそこから世界を見る

結局のところ何をかいても
筒の中では
蟻んこが通れればいいさ

パイプオルガン水も流れる

歌詞だけ書いて
流れる水に浸かっていれば
詩も涙を流すよ

飲み屋のおやじぃ
どうかホッピーおれの食道に流してくれ

書いた詩をぜんぶ飲み干してから
讃美歌にしてやるから