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見慣れたもの

その人生で
何が一番
見慣れたものかで
その人間のことが分かる

自分の顔なら
自分と向き合い続けて来たのだろうし

故郷の山ならば軸足はその地にあった

そして
ちららちららと
花畑を舞う蝶のように

さまざまなひとの顔が
浮かぶのならば
あなたはひとの為に生きたのだ