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脂がのっている魚とは?魚のおいしさを決める脂乗りのお話
この魚、脂がのっていておいしい!!
こんな感想をテレビの食レポや身近な会話できいたことはないでしょうか?
魚が”おいしい”ときの感想を人はどのように表現するのか、
きっとそれは”味”と”食感”に分かれるはずです。
味についていえば
脂がのっている!旨味がすごい!甘みが強い!
というのが筆者はあげられますが、読者の皆さんは魚の味はどんな要素があると思いますか?(よかったらコメントしてね)
食感についてはいえば
こりこり!もっちり!ではないでしょうか
つまり、この”味”と”食感”のワードを駆使すれば食レポは完璧!!
いやいやそういう話ではありません(笑)
今回はおいしい魚の大事なポイント”脂”についてのお話です
よく目にする魚の脂の含量
サバや鮭などよくスーパーで目にする魚の脂質含量をグラフにまとめてみました。
土用の丑の日で食べるウナギはかば焼きにしても
脂がのっているのがわかるくらいジューシーですよね
そんなウナギの脂質含量は約20%!
そして旬で脂がのったマサバの脂質含量は約17%。
つまり、一般的に”脂がのっている”と評される脂質含量が約17%以上だということがわかります。
一方でさっぱりしている、あっさりしている、
と言われるマグロの赤身は約3%です。
数値としてはマサバと約6倍ちがうことになります。
しかし、脂がのった魚は最初はおいしいけど、
たくさんは食べられない、
胃もたれが後にくる。
2,3切れで十分。
こんなふうに思ったことはないでしょうか?
Smoltでは魚の脂乗りを科学し、最適な脂質含量を導き出しました。
13%の脂質含量が魚の味を引き出す
この13%という脂質含量は脂乗りを適度に感じ、食べ飽きない、
そんな含量だということを長い研究の末、突き止めました
Smoltが育てるサクラマスも脂質含量が13%のとき、
自社的ベストコンディションとしています!
(おもわずキレてるキレてる!きめ細かい脂がのってんのかい!と言いたくなります)
旬とは何か
この魚は今が旬!
こんなシールがスーパーの魚に貼ってあるとつい買ってしまいたくなります。
皆さんはどうでしょうか?
そもそも魚の旬とはなにか。
それは産卵期に向かっている真っ最中の時期です。
魚は産卵する前にオスもメスもエネルギーとなる脂肪を体に蓄積していきます。
そして産卵が近づくとためた脂を自分の卵巣や精巣にわたし、
元気な子供をつくっていく。
逆に産卵を終えた魚は脂が少なく、身もあっさりしている、ということになります。
養殖で脂がのった魚を作ることができる
最近では養殖の魚も多く流通しています。養殖の魚の良い点は天然とは違い、
餌や飼育環境をコントロールすることでいつでも同じ品質を作ることができるという点です。
天然では魚は産卵期に合わせて脂肪を蓄えますが、
養殖ではエサに脂を加えることでいつでも旬のような魚ができます。
しかし、それはやりすぎると魚にも負担がかかり、
味も必要以上に脂が多い魚ができてしまいます。
Smoltでは桜鱒を養殖していますが、餌に脂を混ぜたりすることはせず、
桜鱒が自分で脂を乗せる旬な時期に締めて出荷することにこだわっています
その時の脂質含量はまさに13%。ベストコンディション。
いわば、養殖だけど天然。そんな魚を目指しています。
養殖だからこそ、ベストなタイミング見極めおいしい桜鱒をお届けすることができます。
最高においしい時期の桜鱒を使ったこだわりの逸品をどうぞ
Smoltでは大切に育てた桜鱒を
最高においしい旬の時期に締めたものを使い、
桜鱒の桜葉締めを作っています
味付けは鮨”くろ﨑”が監修した本格的な味わいで、
ぜひ魚が好きな人には食べていただきたい逸品です。