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学びを止めない、能登のひとたち。御祓川大学に登壇しました。

こんにちは。未来づくり事業部長の安部です。
先日、能登のまちづくり会社御祓川(みそぎがわ)さんに呼んでいただき、『市民による「まちづくり」の哲学 vol.3』というオンラインでのゼミ形式の講義に登壇しました。

『市民による「まちづくり」の哲学』シリーズの第3弾。
まちのために、まちの人のために活動する人たちがあらゆる地域には存在する。
その人たちの活動に共通すること、それは「想い」から始まるということ。
「何」をするのか、それ以上に大切なのは「なぜ」するのか、である。
きっとそれは私たちの活動を見つめ直す、そんな機会となるだろう。
どういった経緯で今の活動にたどりついたのか、
まちづくりの在り方、このまちがこうなってほしい、このまちの未来は。
そんな様々な側面でゲストの活動を深掘りしていく。

市民による「まちづくり」の哲学 vol.3 より

前半は30分ほど、南小国町やSMO南小国の紹介、安部がどんな想いでまちづくりに関わってきたかをお話ししました。
その後、ファシリテーターの森山奈美さんにさまざまな角度から質問をしていただきながら講義を深めていく対話の時間があり、最後にご参加いただいたみなさんからの感想やご質問をいただきました。

夏にご依頼をいただいていたこの講座。
1月1日に起きた能登半島地震を受け、開催はむずかしいのではないか、と実は思っていました。
そんな心配をものともせず、当日集まっていただいた方々と、とてもあたたかで豊かな時間を過ごすことができました。

「地域がその地域であり続けるために、何が必要と思うか。」
「(南小国町の掲げる)『上質な里山』とは?」
「里山が維持できなくなってきているなか、自然にお返しするという選択もある。そういったことについてどう思うか。」
「目の前のことしか見えないときに、50年100年先のことをどう考えていけばいいか。」
「相容れない考えの人に出会ったとき、どうするか。」

答えがない問いに、向き合いつづける。
真剣に、時にユーモラスに。
能登の人たちの守り続けたいもの、能登らしさ、を垣間見て、たくさんの気づきを得られたとともに、自分を振り返ることができました。
未来づくり事業部でもこんな場がつくれたらいいな。

そんな御祓川さん、震災後の復興に向けて現地で着々と動かれています。
こういった中間支援組織の活動は、とても地味で。地味だけどとても大切で、全国のまちづくりの仲間として心から応援しています。
みなさまも、ぜひ応援していただけるとうれしいです。

クラウドファンディングのほか、運営されてる能登スタイルストアには、能登のおいしいものがたくさん♡

能登には、伝統的なお祭りがあるそうです。その日のために、1年がんばるというような。
お祭りが再開したときには、ぜったいに行きたい。人の想いに触れることが、まちづくりの醍醐味ではないかと思います。


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