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noteリリース裏ばなし ~プロジェクトで得たもの。あれから1年〜
初めまして。2023年に、こちらのnoteの立ち上げプロジェクトに関わらせていただいた青木と申します。
プロジェクトの終了から間もなく一年。
実はこの原稿はもうずっと前にご依頼をいただいていたのですが、書けないままに時間が過ぎてしまっていました。
せっかくなので、約1年経った今感じている、プロジェクトから得たものや、南小国とのその後の関わりなどについても書いてみようと思います。
大好きな地域を増やしたい
私は2023年からフリーランスで編集やライターをしています。岐阜県岐阜市出身、神奈川県川崎市在住です。
これまでの経験から、出身地の岐阜や、さまざまな地域に生きる人の力になれるようなことができたらいいなと思い続けています。
いろいろと調べる中で目に留まったのが、こちらのnote立ち上げプロジェクトに関わる人材を募集する記事でした。
以前、南小国町のお隣、小国町にある鍋ヶ滝のことを調べたことがあり、「あの小国かな?」というのが最初の印象でした。ただ、調べてみるとそれはお隣の町だったので、南小国町のことは何も知らず、熊本県に行ったこともなく。
でも、そんな地域との縁が新しくできたらいいなと思いました。これまでの仕事を通じて、さまざまな地域で取材をさせていただいてきましたが、長く関係が続く地域は、出身地や過去に住んでいた場所などに限られていることが気になっていました。これまで縁のなかった地域にも、自分にとって大好きな地域を増やしたい、と思いました。
素敵な皆様とのプロジェクト
2023年8月下旬にプロジェクトがスタート。
SMO南小国で担当してくださったお二人はいつも明るく優しく温かく、てきぱきと進めてくださり、しかもほめ上手。「こんな感じで大丈夫なのだろうか、貢献できているのだろうか、的外れなことを言っていないだろうか」とたくさんの不安を抱えていた私を力づけてくださいました。
そして、一緒に兼業として関わった泉さんはとても頼もしく、これまでのご経験を今回のプロジェクトに惜しみなく生かしてくださいました。
素敵な皆様と一緒にお仕事ができたことが本当にありがたかったです。
10月には、南小国町を訪れました。そのときのことは、個人noteにまとめてみました。
実際に訪れることで気付いた南小国の魅力がたくさんありました。プロジェクトの皆様、スタッフの皆様をはじめ、南小国の皆様との出会いは私の宝です。
また、このときは家族も一緒に行かせていただきました。息子に南小国の自然や食べ物、温かい人との出会いなど、他ではできない経験をさせられたことを、とてもありがたく思っています。
そして、プロジェクト終了から1年
プロジェクト終了後も、立ち上げたnoteへの新しい投稿を見たり、FacebookやInstagramを見たり、スタッフの方々の個人SNSを見たり、私の個人SNSに反応をいただいたりしながら、南小国に思いを馳せています。
noteには新しい企画が次々と掲載されていて、スタッフの皆様のご尽力を感じています。
正直なところ、余裕をなくしがちな毎日の中で、継続的に南小国に貢献するようなことがなかなかできていなくて、せいぜい、何かの募集記事をこっそりリポストするくらいで。
ただ、これからも諦めずに、チャンスを見つけて動けたらと思っています。
まだ眠っているたくさんの写真を投稿することなら、自分にもできるかなあ。
また、自分のキャリアについて、まだまだ悩むことも多いのが現状です。そんな中、このプロジェクトで、取材や執筆だけでなく、例えばカテゴリ分けやコンセプト、デザインなど、編集についてもチームの皆様と一緒に考えられたことは、自分の中で大きな経験になっています。
このプロジェクト終了後、私は他の地域での新しいプロジェクトにも参加し始めました。
それでも、南小国を大好きになった思いは変わらずにあります。一押しが上書きされるのではなく、大好きな地域が増えていく「推し増し」の感覚です。地域ごとに、感じる魅力や思い入れはそれぞれ違っています。
これまで縁のなかった地域の魅力を見つけながらお仕事をさせていただく魅力を、今回のプロジェクトで知ることができたと思います。
この先も、南小国のことを勝手に追いかけていられたらと思っています。
息子は日本地図で熊本県の位置を覚え、飛行機のおもちゃを飛ばしながらしばしば「またくまもとにいきたいね」と言っています。私も同じ気持ちです。
(・・・青木さん、ありがとうございました!南小国町のことや私たちの活動について、一緒になって真剣に向き合っていただき、形を成すことができました。またこの町にいらしてください。今度はどこを巡りましょうか◎)